ニトリ、人気のモバイルバッテリー付き「ハンディファン」レビュー！ 10分でスマホ何%まで充電可能？

持ち運びできるハンディーファンが、いろいろなお店やネット通販などで売られていますが、中でもコスパが良くネット上の口コミで人気なのが「ニトリ」のハンディファン。外出時でも涼しさを感じられることはもちろん、なんとモバイルバッテリーにもなる優れものらしい。気になるそんなアイテムを、実際に使ってレポしていきたいと思います！

ニトリ・モバイルバッテリー機能付 充電式ハンディファン 1,790円（税込、ネット通販価格）

USBで充電できるニトリのハンディファンの重さは約235g。片手で持っても特別に重たい！ とは感じません。携帯電話（iPhone7）とノート型パソコンと並べて大きさを比較してみました。スマホより扇風機の頭1個分だけ長いです。

ニトリのハンディファンは、バッテリーの残量が4段階で光ってわかるようになっています。バッテリーがなくなったらフル充電できるまで3.5時間。連続使用は風量5の場合で2.5時間で、風量1では7.5時間も可能。逞しすぎるやろ。

ハンディーファンの羽根は大3枚と小3枚の6枚でできています。パッケージでも「ストロング6枚羽根」と強調しているので、風量に自信があるのだろう。早速使ってみた。

まずは風量1、一番弱い風量で風を感じてみる。髪の毛に注目。

次に、風量最大の5で風を感じてみました。

これが結構な風量で、ハンディタイプの扇風機にしては「上出来！」と思わず唸ってしまうくらいの風量です。あまりに涼しく気分がいいので、調子に乗って風量5のまま角度を変えてみました。

なるよね。前髪ぶっ飛んでも、もう暑かったらこうなるよね。電車でもこんな状態の人いるよね。

スマホ充電の実力は？　10分で何%回復するのか

続いてチェックするのは、スマホの充電機能です。ハンディーファンの頭の部分を外せばスマホの充電ができます。

検証してみた結果、10分の充電でスマホの充電は11%も充電できました。30分充電すると30パーセントまで回復します。

ハンディファンを持って外出してみました。公園でベンチに座って使用してみると、顔汗がスゥーと引く感じがしてやはり涼しい。汗だくになって遊んでる子どもに申し訳ないくらい一人だけ顔周りが涼しい。Tシャツの首元から服の中に風を送ってみたら、「はぁ。これ快適すぎる」。

しかし！　最大の効果を発揮したのは、その後に立ち寄ったマクドナルドやイオンなど冷房の効いたところ。めちゃくちゃ涼しくて嘘のように汗が引きました。「あぁなんて快適でコスパ良しなの……この夏手放せない」と一人で感激。モバイルバッテリー機能もしっかりスマホの充電に使えるので、全力でこの夏オススメしたいハンディーファンです（ピンクが人気で売り切れ続出中）。

【良かった点】
・電車や屋内で冷房が効いてる場所なら風量1でも十分涼しい
・この快適さで2,000円以内は断然コスパ良し
・ハンディファンの中でも風量しっかり目

【イマイチな点】
・サイズが若干大きい。カバンにもすっぽり収まる小さめタイプにはモバイルバッテリーなしだったのが残念！
・充電する台がなかったら立たない。置けない、倒れる
・首振り機能がない
・小さく折りたためない
・付属のストラップを持ってブンブン振ると、扇風機の頭部分ががポンと飛んで行った……

使おうと思ってる人に注意点！

・充電するUSBポート＆ケーブルは別で用意が必要
・髪の毛に近づけすぎて巻き込まないように注意
・ストラップに気を許すと、頭が外れる可能性がある
・通販で購入する際は値段がぐんと高いのでニトリ店舗での購入が最安値（筆者調べ）。