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Microsoft Endpoint Manager新機能発表、macOS対応強化とiPadサポート

Microsoftは9月22日(米国時間)、「Making a big impact starts with making things really simple - Microsoft 365 Blog」において、デバイス管理ツール「Microsoft Endpoint Manager」の新機能を発表した。MicrosoftはMicrosoft Endpoint Managerをエンドポイント管理およびエンドポイントセキュリティの単一ハブとすることを狙っており機能を拡張に取り組んでいる。

2020年10月13日にサポートが終了する複数のマイクロソフト製品に注意

発表された主な新機能は次のとおり。

新たなMicrosoft Tunnelの導入。iPhone、iPad、Androidからのアクセスを制御でき、2020年9月22日(米国時間)よりパブリックプレビューで試用可能。
Windows Virtual Desktopに対する新しいサポートを追加。仮想エンドポイントの管理が可能。2020年末までにプレビューで試用できるようになる見通し。
macOSの管理機能を改善。
企業向け共有iPadのサポート追加。
Microsoft Edgeサポートの追加。
生産性スコア機能の改善。
ARM64版Windows 10を含むApp Assureの提供拡大。

新型コロナウイルスの登場により、多くの企業はテレワークと出社勤務という2つの異なる業務形態に対してアクセス制御を行う必要性に迫られている。社内外からPCのみならずiPhoneやiPad、Androidデバイスから特定のリソースへのアクセスを制御する必要があるうえ、こうしたアクセス制御を社内外の区別なくシームレスに行う必要性が高まっている。

MicrosoftはMicrosoft Endpoint Managerの機能を拡張し、社外からのアクセスに関しても社内からのアクセスに関しても同様に管理できるようにする取り組みを進めている。Microsoft Endpoint Managerをアクセス管理の単一ハブとして利用できるようにすることで、アクセス制御をより簡単にする狙いがある。