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待望の5G対応アクティブ系スマホ「Blackview BL6000 Pro」のタフさを検証

Blackviewの「BL6000 Pro」は大手メーカー以外から出てきた5G対応スマートフォンだ。しかも、MILスペックに対応するなど、アウトドアや現場利用可能なアクティブ系のタフボディーが特徴となっている。今回は製品化される直前のモデルをお借りして使い勝手を試してみた。なお、現在クラウドファンディング「Indiegogo」で早期購入を受け付けている。

定価は699.99ドル(約7万3000円)で、Indiegogoのアーリーバード価格は初期500台399.99ドル(約4万2000円)が完売し、現在は499.99ドル(約5万2000円)にて受付中だ。

Blackview BL6000 Pro: Global First 5G Rugged Phone申し込みページ

※本記事は、プロジェクトオーナーのプロジェクトが必ず成功することや、プロジェクトの品質、リターン内容を保証するものではありません。プロジェクト進行中に関するトラブル、返金要求、リターン返品要求はプロジェクトオーナーの責任のもと行なわれます。プロジェクト不成立時には製品が届かなかったり、返金が受けられないなどのリスクがあります。出資は自己責任でお願いします。

Blackview BL6000 Pro

ケースなんて必要なし! ラグドなのは見た目だけじゃない

BL6000 Proは本体サイズ約81.3×166.7×12.8mm、6.36型(2300x1080ドット)のディスプレーを搭載する。角を落とした八角形のデザインが特徴でもある。フロントカメラはパンチホールで左上に搭載、1600万画素と画素数は高い。このカメラを使った顔認証にも対応する。

BL6000 Proの正面

背面はラバー素材でおおわれている。表面は細かいテクスチャーが施されており、滑り止め効果も加えられている。アクティブ系端末にありがちな黄色やオレンジのプラスチック素材は使われておらず、ビジネスシーンでも使えそうなシックな仕上げとなっている。カメラは4800万画素(広角)、1300万画素(超広角)、300万画素(深度測定)の3つ。一番下のカメラ(超広角)のみオレンジの縁取りがされているが、メタリック素材を採用し高級感あるアクセントとなっている。メーカーロゴは左下だ。

BL6000 Proの背面

右側面には指紋認証センサーを兼ねた電源ボタン、音量調節ボタンを備える。指紋ロックの反応は良好。音量ボタンは手袋をしていても操作できるよう上・下がそれぞれ独立している。左側面はアプリ起動などができるショートカットボタンを備える。

上・右側面、下・左側面

本体上部はマイクの穴が見える程度で、ほかには何もない。下部にはSIMスロット、USB Type-C端子、スピーカーを備える。

左・本体上部、右・本体下部

手に持ってみると、約273gの重量はずしりと感じられる。しかし、ディスプレー・背面と側面のフレーム部分に段差があるためすべりにくく持ちやすい。側面フレームの金属素材はマットな仕上げで滑りやすくなっているが、左右にボタンが出っ張っているため落としやすいということもない。

重量を感じるが握りやすいため持ちやすいと感じる。※斜めに持っているところ

SIMトレイは指先で引き出すことができる。ピンを使わなくていいのはとっさの時にSIMを好感したいときに便利だろう。SIMトレイは上下にSIMを載せるデュアル対応。なおマイクロSDカードは利用できない。

指先で引き出せるSIMトレイ

本体のタフ仕様は以下のとおり。

MIL-STD-810G:1.5メートルからの落下対応

IP68:1.5メートルの水中で30分使用可能

IP69K

耐寒:マイナス30度

実際に落下させる勇気はなかったものの、カーペットを敷いた床に1メートル程度の高さから落としても破損することはなかった。背面のラバー素材は適度な硬さで衝撃をうまく吸収するのだろう。側面のフレームも強度がありそうだ。また、適当な水槽をこしらえ水深20cm程度の中に30分程度浸けてみたが、出した後にも操作は問題なかった。Blackviewはタフ仕様のスマートフォンを多数展開しており、このあたりの性能に関してはしっかりしている。

背面のラバーは適度な硬さがあり耐衝撃性を高めているようだ

スペックはミドルクラス スナドラ765と互角の実力を見せる

基本スペックはチップセットがMediaTekのDimensity 800、メモリー8GB、ストレージ256GB。バッテリーは5820mAhで、無線充電やNFCにも対応している。5GはNRのバンドn1、n3、n5、n8、n20、n28、n38、n41、n77、n78、n79対応。Sub6のみでミリ波には対応しない。

プリインストールアプリはAndroid標準に加え、ゲームなどが一部入っている。Googleサービスもしっかり搭載されている。癖もなく素直に使うことができそうだ。

AnTuTuでスペックを測ったところ、スコアは「290566」だった。Snapdragon 765と互角の数字と言えそうだ。また、筆者の居住する香港の5Gエリアで通信速度を計ったところ、下りは400Mbps、上りは100Mpbsをマーク。しっかりと5Gの電波をつかんでいることがわかる。

写真はそこそこのクオリティー

カメラは4800万画素がソニーIMX582、4K動画までをサポート。1300万画素超広角の画角は120度。標準では2倍から10倍(デジタル)のズームも利用できる。夜景モードでは数秒の露光で夜景をきれいに撮影することも可能だ。マクロは対応していないものの、5cm程度まで寄ることができる。カメラの周りに数値や文字が表記されておらず、背面をよりシンプルなデザインに仕上げている。大手メーカー以外から出てきた5Gスマートフォンとしても注目できるBL6000 Pro。タフ仕様な5Gスマートフォンは大手メーカーは手掛けておらず、それだけでも十分差別化できる製品だ。アウトドアのみならず現場作業など、一般的なスマートフォンが使いにくい場所でも利用できるだろう。日本での正規販売も期待したいものだ。