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GoogleがLaMDA活用の対話型AIサービス「Bard」のテストを開始

米Googleは2月7日、LaMDA(Language Model for Dialogue Applications: 対話アプリケーション用言語モデル)を活用した対話型AIサービス「Bard」のテストを開始したと明らかにした。

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同社は2021年にLaMDAを搭載した次世代の言語および会話機能を発表。今回、将来的に予定している一般公開に先立ち、Bardをテストユーザーに公開した。

Bardは、世界の幅広い知識と大規模言語モデルの能力・知性・創造性を組み合わせることを目指しており、Webからの情報を活用し、最新で質の高い応答を提供するという。

例えば、NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による新発見を子供に説明したり、現代サッカーにおける最高のストライカーについて学んだり、とスキルを習得するのに役立つとしている。

まずは、軽量なバージョンのLaMDAを公開し、同モデルでは必要な計算力が少ないため、多くのユーザーに提供できるとともに、フィードバックも得ることができるという。外部からのフィードバックと内部テストを組み合わせて、Bardの回答が品質・安全性・現実世界の情報の根拠の高い基準(英語)を満たしていることを確認するとしている。

同社は、2018年に自然言語の意味理解に特化したBERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)、2021年にMUM(Multitask Unified Model)を公開しており、MUMはBERTよりも1000倍強力と謳われており、多言語理解力を利用して、動画内の重要な瞬間(英語)を選び出し、緊急支援(英語)などの情報を多くの言語で提供できるようにしているという。

LaMDAや5400億パラメータのAI自然言語処理モデルのPaLM(Pathways Language Model)、テキストから画像を生成するシステムのImagen、テキストか音楽を生成するMusicLMなどの最新AIテクノロジーは、これらの技術に基づいて構築されており、言語や画像から動画や音声に至るまで、情報に携わる新しい方法を生み出している。

今後、複雑な情報と多角的な視点をわかりやすく整理するAIを活用した機能を検索で公開を予定し、Google検索にAIによる新機能を追加していく考えだ。