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太陽系外からの訪問者ボリソフ彗星 ハッブル望遠鏡が撮影「時速16万km」

左は11月16日、右が今月9日にハッブル宇宙望遠鏡が撮影したボリソフ彗星(NASA、ESA、UCLA)

2017年発見の「オウムアムア」に続いて、太陽系外からやってきた2番目の恒星間天体「ボリソフ」。今月9日に太陽系に最接近した直後の姿をハッブル宇宙望遠鏡がとらえた!このときの時速は16万934キロだ。

各国が追跡観測

11月16日、渦巻銀河の手前を通過するようす(NASA)

ボリソフは今年8月、ウクライナのアマチュア天文家ゲナディ・ボリソフさんがクリミア天体物理天文台で観察中に発見。以来、プロ・アマ問わず、各国の天文学者がひと目その姿を拝もうと、競うように追跡に乗り出した。

地球から600キロ上空を周回するハッブル宇宙望遠鏡は、10月に地球から約4億キロ彼方の姿を撮影。3億2700万キロまで近づいた先月16日には、遠方の渦巻銀河(2MASX J10500165-0152029)の手前を高速で通過するようすがとらえられている。

大きさは1000m以下

そして今月9日には2億9772万キロまで接近。このときの時速は最高速度16万キロに達していて、太陽に近づいているため、表面の氷が蒸発して、ガスや塵をまとっているのがわかる。

米航空宇宙局(NASA)の観測チームによると、彗星の中心部分は氷と塵の集合体で、大きさは970メートル以下と推計されるという。今月下旬にはさらに地球に近づく見通しで、そのときには彗星の正体がもっと明らかになっているはずだ。