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EUの圧力でAppleがLightningコネクタを廃止する可能性

AppleのiPhoneは長らく独自規格の「Lightning」コネクタを採用していますが、その他のスマートフォンではUSB Type-Cなどの規格が広く使用されているため、「Androidユーザーに充電器を借りたところケーブルの規格が異なりiPhoneの充電ができなかった」という経験をしたことがある人も多いはずです。そんなAppleの独自規格であるLightningコネクタが、ついにUSB Type-Cに置き換わる可能性が報じられています。

AppleのiPhoneは独自規格のLightningを採用しており、端末データの転送や本体を充電する際にはLightningケーブルを使用する必要があります。なお、iPhoneがLightningコネクタを採用したのは2012年に登場したiPhone 5からです。

しかし、同じApple製品のiPad ProやMacBookでは、LightningやMagSafeといった独自規格は既に採用されておらず、より汎用性の高いUSB Type-Cが採用されています。

AppleのLightningコネクタのような独自規格を問題視しているのが欧州連合(EU)です。EUは2020年1月に「すべての携帯電話に共通する充電器を導入する」ための法案を審議中であると発表しました。

EUは電子機器における無駄を減らし、消費者の生活を少しでも楽にするために、すべての携帯電話や電子機器の充電器が共通の規格を採用することを電子機器メーカーに強いる法案を審議しています。EUの推定では古い充電器は年間で5万1000トン以上のゴミを生み出しているとのことで、携帯電話だけでなくタブレット・電子書籍リーダー・その他のポータブルデバイスについても同様に「共通規格の充電器」を採用するよう求める可能性があるそうです。

当然、EUに世界規模でビジネスを展開するAppleのような企業を縛るようなことはできません。しかし、EU圏内については別です。もしもAppleがEU圏内で販売する端末でUSB Type-Cの採用を義務付けられてしまった場合、Appleは「EU圏内とその他の地域でコネクタの異なるiPhoneを提供する」か「すべてのiPhoneをUSB Type-Cにする」、あるいは「EU圏内でのiPhoneの販売をあきらめる」といった3つの選択肢のいずれかを選ぶ必要性が出てきます。その中で最も堅実な選択肢が「すべてのiPhoneをUSB Type-Cにする」であることは明らかです。

しかし、海外テクノロジーメディアのPocket-lintは、「この問題を回避する別の方法は、2021年までにiPhoneの充電用コネクタを完全に廃止し、ワイヤレス充電でのみ充電できるようにするというものです」と記しています。なお、2017年以降に登場したiPhoneは既にワイヤレス充電に対応していますが、同時にLightningコネクタも採用しているため、有線でも無線でも端末を充電できるようになっています。