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SpaceXが打ち上げで脱出システム検証! クルードラゴンに人が乗るための最終ハードル

SpaceXとNASAは、宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に搬送するにあたっての最終段階となる飛行打ち切り(IFA)テストを行った。

打ち上げは、フロリダのNASAのケネディ宇宙センターにある打ち上げ施設、39Aから。当初1月18日(東部標準時)を予定していた打ち上げは、悪天候のため24時間延期され1月19日午前10時30分にスタートした。1分半後に意図的なエラーで避難システムが作動。クルードラゴンを切り離し、4本のパラシュートによって運ばれたカプセルは、10時38分に大西洋のフロリダ沖に着水している。

・SpaceXとボーイングが乗組員運搬を担う

2011年にスペースシャトルが引退して以来、アメリカはISSへの宇宙飛行士の搬送をロシアのソユーズに頼ってきた。現在は、NASAのコマーシャルクループログラムで、乗組員を宇宙に安全に運ぶための宇宙船開発を託された2社(SpaceXとボーイング)が、それぞれ、クルードラゴンおよびCST-100スターライナーの開発を進めている状況だ。

ただIFAテストに関して、これまで計画通りにクリアできずにいて、SpaceXのクルードラゴンは昨年4月、地上でのエンジンテスト中に爆発によってカプセルが破壊され、調査と改善を余儀なくされた経緯がある。

一方、ボーイングのスターライナーに関しても、昨年7月のエンジンテスト中に異常が報告されたほか、軌道への飛行テストではソフトウェアのエラーにより計画どおり宇宙ステーションに到達しなかった。

・2020年中の乗組員運搬ミッション開始を目指す

こうしたハードな状況にも関わらず、SpaceXとボーイングは2020年中の乗組員運搬ミッション開始を目指している。

SpaceXによる今回のテストは、IFAテストの最終的なハードルで、今後綿密なデータのレビューをクリアすることで、乗組員がクルードラゴンに搭乗する準備がほぼ整う。

このまま順調に進めば、9年のブランクを経て、アメリカは再び自力で宇宙飛行士をISSに搬送できるようになりそうだ。