楽天モバイルは、自社回線を用いたMNOキャリアとしてのサービスを、本日から開始している。
携帯キャリアとしては異例の1プラン「Rakuten UN-LIMIT」のみという形で始まる同社の新サービス。
発表時は、「月額2980円」「データ使い放題・音声通話し放題」「初回300万人限定で1年間0円」といった点で注目を集めたが、データ無制限は楽天モバイルがカバーする東京圏・名古屋圏・大阪圏一部エリアのみとなっていて、それ以外はauのローミング使用で2GBまでという制限があることがわかり、すぐに契約せず様子見というユーザーが多くなったと見られる。
実際、同社では1年間無料の人数を300万人に限定するとしていたが、現在のところ300万人を突破したというニュースは発表されていない。
ユーザーがエリア外2GB制限を懸念材料としているのは明らかで、同社もこれに対しサービス開始日の今日になって、au回線で使用できるデータを月5GB上限にすると変更を発表した。
また、5GBを超過した後のau回線における通信速度についても、1Mbpsに引き上げ(発表時は128kbps)るとしプランを「Rakuten UN-LIMIT」2.0にアップグレードすると明らかにしている。