新品互換用パソコン バッテリー、ACアダプタ、ご安心購入!
ノートpcバッテリーの専門店



人気の検索: ADP-18TB | TPC-BA50| FR463

容量 電圧 製品一覧

スペシャル

次期macOS Big SurでUI/UXはどう変わるのか?細かすぎて伝わりにくい部分も解説

WWDC20の基調講演から、早くも1週間近くが経過した。なんだか、もうずいぶん昔のことのような気がする。今回の基調講演の中で、最も印象的だったApple Siliconに関する発表ですら、もう何年も前からわかっていた既定路線だったように感じられる。

とはいえ、今回のMacに関する発表が、インテルからARMベースのアップルオリジナルCPU、Apple Siliconへのスイッチだけだったかと言うと、もちろんそんなことはない。基調講演前半のiOSやiPadOS、その他のデバイス用の新しいOSバージョンの発表に続いて、macOSの新バージョ「Big Sur」についても、しっかりと紹介されていた。その際には、基調講演の後半に登場するApple Siliconについては、当然ながらまだひと言も触れられておらず、CPUの種類にはまったく関係のない純粋なソフトウェアとして、次期バージョンのmacOS 11を紹介している。

次期バージョンでは、いろいろな意味でiPadOSとmacOSの距離は縮まるだろう。「iPadOS 14ではアプリの操作性がmacOSのようになる」の記事は、iPadOS 14がmacOSライクになるという趣旨のものだった。しかし実際には、それよりもmacOSがiPadOSライクになる傾向のほうが、ずっと顕著だと思える。操作性については、実際にリリースされたものを使ってみるまではわからない部分が多いものの、少なくとも見た目に関しては、macOSのほうからかなりiPadOSに歩み寄っているように思える。

基調講演でも、Mac OS Xの登場以来「デザイン」は最も大きく変化すると説明された。その発表では、アプリや通知センター、ウィジェットの話が中心で、細かいデザインの違いまでははっきりとはわからなかった。ここでは、その後にアップルが公開したHuman Interface Guidelinesの「What’s New in macOS」というページを参照しながら、必要に応じて新旧を比較しつつ、macOSのユーザーインターフェースの個々の要素についてルック&フィールを細かく見ていこう。

アイコンは基本的にiPad風に統一

これまでのmacOSでは、特にアプリのアイコンの基本形状がかなり不統一なものとなっていた。比較的新しい伝統としては外形が円になっているものが多いが、正方形に近いものも珍しくはない。もっと古い伝統に則ったものは、長方形をちょっと左に傾けて、その上にツールを載せたようなものとなっていた。さらには、Mac Catalistを使って作成した、iPadOSと共通のアプリアイコンは、正方形や長方形をちょっと左に傾けたものが多かった。

新しいmacOSでは、アプリアイコンは基本的にiPadOS風になる。つまり正立した角の丸い正方形を基調としたものだ。好き嫌いはともかくとして、はっきりアプリのアイコンだと認識しやすいものに統一されるのは良いことだろう。