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アップル新型「iMac」ステイホームを彩る1台

カラフルなボディが印象的な「24インチiMac」(グリーン)

5月21日、アップルの新しい「24インチiMac」がいよいよ発売されました。プロセッサーにアップル独自の「M1」を搭載し、7色のカラーバリエーションで完全なモデルチェンジを遂げています。実機に触れて気付いたことをご紹介します。

■スタイリッシュな外観、家庭に馴染むカラーも

ここ数年のシルバーを基調としたiMacとは違い、24インチiMacでは外観もまったく新しくなっています。画面下にあったアップルロゴはなくなり、ディスプレーの表示領域以外にはロゴや文字が一切ない、すっきりした印象になりました。

ロゴがないすっきりしたデザインに

横から見るとまさに「板」と「スタンド」で、一度見たら忘れられないシルエットです。オールインワン型PCのトレンドを変えるインパクトがあり、他のメーカーも追従してくるかもしれません。

一度見たら忘れられないシルエットだ

後ろ姿もしっかり「iMac」です。壁に向けて置くだけでなく、部屋の真ん中に置くのも良さそうです。家庭用としてスタイリッシュすぎるきらいはあるものの、7色のカラー展開でバランスを取っている印象です。キーボードやマウス、ケーブルの色まで統一されており、カラーリングへの強いこだわりが感じられます。

後ろ姿も絵になる。側面と背面は濃いめの配色

■新Magic KeyboardはTouch ID付きも

24インチiMacに付属するMagic Keyboardでは、ついにTouch IDに対応したモデルが選択肢に加わりました。

従来型のMagic Keyboard(上)と24インチiMac付属の新モデル(下)

macOSにはApple Watchと連携して画面ロックを解除する機能はあったものの、1Passwordのように日常的なアプリのロック解除にTouch IDを使えるのは嬉しい点です。

それに加えて、macOSのユーザーを素早く切り替える機能にも対応しており、Touch IDに指を置いて押し込むとその指紋に対応したユーザーに瞬時に切り替わります。家族でiMacを共有するのに便利です。

日頃から従来型のMagic Keyboardで原稿を書いている筆者の印象では、打鍵感も少し変わっており、キーを打ち込むときの感触はやや重くなりました。打鍵音はカチャカチャした音が減っており静かです。全体的に数字キーは左に、ファンクションキーは右に寄っており、何度か打ち間違えることがありました。

Touch IDの機能はM1搭載のMacに対応しており、実際にMac miniで使うことができました。まだキーボード単体では買うことができない、しばらくは24インチiMacを買った人だけが体験できる機能です。

M1搭載Mac miniにつなぐと「Touch ID」機能が加わった

■実機に触れて気付いたこと

その他、24インチiMacに触れて気付いたことを挙げてみます。

まず最初に気に入ったのがマグネット式の電源コネクタです。従来の3P電源コネクタのように力を込めて押し込む必要がなく、「スポッ」と吸い込まれます。一方で簡単に外れるものではなく、抜くときにはそれなりに力を込めて引っ張る必要がありました。

マグネット式の電源コネクタ。押し込む必要はなく吸い込まれる

残念だったのは、新iMacでもスタンドの高さ調節はできない点です。標準ではVESAマウントにも対応していないため、壁掛けやモニターアームを使いたい人は通常モデルではなく、VESAマウント対応モデルを購入する必要があります。

実際に使ってみると、ほぼ無音のまま動き続けるというのも過去のiMacとは違います。高性能かつ省電力な「M1」プロセッサーの体験をしっかり得られるという点でも大きく進化しています。

ただし、本体が薄型で冷却ファンの位置が近いこともあり、高負荷時には意外と早くファンの回転音が耳に届きやすい印象です。M1搭載機の中で、冷却能力を含めて最もパワフルなモデルを選ぶとすればMac miniでしょう。

これに対して新iMacは、4.5K解像度の高精細ディスプレーを含めて1台で完結しているのが魅力です。自宅の中で過ごす時間が長くなりがちな昨今ですが、ステイホームを彩る1台になりそうです。