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『曲がる電池』をリコーと九州大学が開発 軽く薄く、中照度でも発電

プリンターや大型電子ペーパーなどを手掛けるリコーは2021年8月18日、曲がる太陽電池「フレキシブル環境発電デバイス」を九州大学と共同開発し、商社やIoTメーカーなど向けにサンプルの提供を9月に始めると発表しました。

フレキシブル環境発電デバイスは、リコーが2020年から提供している屋内向けの固体型色素増感太陽電池(DSSC)に次ぐ環境発電デバイス。

リコーが複合機の開発で培った有機感光体の材料技術と、九州大学の高性能有機半導体設計/合成技術を組み合わせ、屋内のような低照度(約200ルクス)から、屋外の日陰などの中照度(約1万ルクス)環境下でも高効率な発電を実現した、と両者は説明します。

薄型かつ軽量で曲げることが可能なフィルム形状のため、例えばウェアラブル端末やビーコンなどのほか、トンネル内や橋梁の裏側に設置される社会インフラの観察用デバイスなどの自立型電源として適用できる、といいます。

ほかにも、充電不要なヘッドホン、ベビーカーの温度監視など、身の回りの小型電子機器への搭載も可能で、製品の利便性向上やSDGsへの貢献もできる、としています。

リコーは今後、出力や耐久性を高めるなどの課題解決に向け、九州大学との共同開発を継続することにしています。