アクションカメラでおなじみ米GoProは編集アプリ「Quik」の有料ユーザー向けに、容量無制限かつオリジナル品質でのクラウドバックアップ機能の提供を開始しました。
国内では月額200円、あるいは年額1080円で全機能が利用できるQuik(ダウンロードと試用は無料)。今回提供が始まったクラウドバックアップ機能では、「Mural」と呼ばれる同アプリのプライベートフィード、あるいは単純にスマートフォンのカメラロールやメッセージアプリに送られてきたすべての写真と動画を、オリジナル品質でクラウド上にバックアップすることができます。
動画や写真のクラウドストレージ機能といえば「Google フォト」が有名ですが、こちらではすでに「高品質(オリジナル品質ではない)」での容量無制限アップロードを終了しています。さらなる大容量のストレージを利用したい場合には、Google One(2TBで月額1300円)やiCloud ストレージ(2TBで月額1300円)へとアップグレードする必要があります。
Quikのクラウドバックアップサービスは対象が写真と動画に限られますが、使い方を限定すれば他社のクラウドストレージサービスよりもお得、ということもあるでしょう。ただし容量無制限のクラウドストレージはサービス改定(改悪)がよく起きる分野でもあるので、油断は禁物です。Quikの同機能はAndroid向けに本日から、iOS向けには近日中に公開予定です。