新品互換用パソコン バッテリー、ACアダプタ、ご安心購入!
ノートpcバッテリーの専門店



人気の検索: ADP-18TB | TPC-BA50| FR463

容量 電圧 製品一覧

スペシャル

おサイフケータイ搭載で4万円!?Xiaomiの格安5Gスマホ「Mi 11 Lite 5G」を使ってわかった○と×

2019年に日本市場に参入して以降、徐々に存在感を高めているシャオミ。21年2月にはソフトバンクとタッグを組み、約2万円の超格安5Gスマホ「Redmi Note 9T」を発売し、その価格の安さから注目を集めた。同機は、シャオミ製の端末として初めて、日本市場の独自機能であるおサイフケータイに対応しているのも特徴だ。新規参入からわずか1年強でおサイフケータイを搭載できたことも、コストパフォーマンスのよさと並んで話題になった。

一方で、シャオミが主戦場にしているSIMフリースマホ市場には、おサイフケータイを搭載した端末が登場していなかった。おサイフケータイは一度使うと手放せない機能なだけに、非搭載であることはマイナス点になりかねない。そんな状況を変えるべく、シャオミが投入したのがミドルレンジモデルの「Mi 11 Lite 5G」だ。同モデルは、4万円前後とミドルレンジモデルのど真ん中の価格帯ながら、「Snapdragon 780G」や有機ELのディスプレイを搭載。日本向けの機能として、おサイフケータイにも対応する。

コストパフォーマンスの高さが際立つMi 11 Lite 5Gだが、こうした点がユーザーから評価された結果、割引つきで販売するMVNOでは完売していることが多い。日本市場に特化したOPPOの「Reno5 A」と同価格をつけたことも、Mi 11 Lite 5Gが話題を呼んだ理由の1つ。おサイフケータイ対応のSIMフリースマホとして、あえて価格をそろえ、日本市場で先行するOPPOに勝負を挑んだ格好だ。では、本当にMi 11 Lite 5Gは評判どおりの性能なのか。実機で実力を検証した。

高いコスパで、かつおサイフケータイにも対応したシャオミのMi 11 Lite 5G

6.81mmの薄型ボディがスタイリッシュ、側面指紋センサーも便利

Mi 11 Lite 5Gは、5Gのスマホとして「世界最薄」をうたう6.81mmのボディが特徴の1つだ。実際、手に取ってみるとその薄さに驚かされる。カメラ部分の出っ張りはあるものの、スリムさは他のハイエンドモデルはもちろん、ミドルレジモデルをも上回っている。ポケットに入れた際に収まりがいいのはもちろんのこと、159gと比較的軽く仕上げられているため、ズボンが引っ張られているような感覚がほかの端末より軽減される。薄くて軽いのは、本モデルを評価できるポイントと言えるだろう。

ボディは非常に薄く、ポケットなどに入れたときの収まりがいい

軽いからといって、安っぽいデザインになっているわけでもない。側面のフレームは、金属の上にメタリックな塗装が施されており、光沢感がありながらも上品な仕上がりだ。背面にもガラスが使われていて、硬質感が高い。ミドルレンジながら、一見するとハイエンドのような高級感があり、とても4万円前後の端末とは思えないほどだ。リーズナブルな価格帯の端末を安っぽく見せないのは、シャオミの得意技。Mi 11 Lite 5Gにも、そのノウハウがいかんなく発揮されている印象を受ける。

ディスプレイは有機ELを採用しており、この価格帯のデバイスとしては十分なクオリティ。コントラスト比が高く、写真や動画などの映像が鮮やかに見えるのは有機ELならではだ。同価格帯の端末の中には液晶を採用しているものも少なくないため、Mi 11 Lite 5Gの優位性と言えそうだ。また、ディスプレイは90Hzのリフレッシュレートに対応しており、動画やゲームなどのアプリが滑らかに動く。ブラウジングやスクロールが多いSNSも効果を発揮するため、オンにしておいた方がいいだろう。