もうタブレットもハイリフレッシュレート時代。
タブレットって数年前はビューワーとしての印象が強かったデバイスですけど、近年はもう仕事もこなせるビジネスツールだったり、動画やゲームなどエンタメツールだったりと、オールマイティーな存在になりつつありますよね。
そんな時代が求めたオールマイティータブレットが、Lenovoから発表されたAndroidタブレット「Lenovo Tab P12 Pro」です。
有機ELで最大120Hzまで。リフレッシュレート可変
タブレットの顔となる画面は12.6インチの有機EL(2560×1600ドット)。注目ポイントは、用途に合わせてリフレッシュレートが可変するとこと。
ゲームなどでは120Hzのハイリフレッシュレートになり、逆にハイリフレッシュレートが不要なシーンでは60Hzに抑えられるそうな。そうね!常に120Hzだとバッテリー食うもんね。これは賢い。
また、107%NTSCの色域と最大600nitの明るさで、DolbyVisionやHDR10 +もサポートし、映像体験も鮮やかに。エンタメタブとしてこのディスプレイは強いですねー!
高速SoCにキーボードケースでバリバリ仕事できそう
スペック面でもかなりの強キャラです。
SoCはSnapdragon 870、メモリは最大8GB、ストレージ256GB。Wi-Fi 6にも対応していて、5Gモデルも用意されます。いい感じにキュンキュンなので、クリエイティブワークにも十分対応できそうな予感。
インプットに関しても、スタイラスペン「Lenovo Precision Pen 3」や、着脱式のキーボードケース(トラックパッド付き)も用意されます。キーボードはキーピッチ19mmでキーストローク1.3mm。Lenovoだし、キーにはコダワリがありそうなので、このキーには期待しかありません。長文書いてみたいな〜。
このタブレット、ワイヤレスディスプレイにもなる
「タブはタブで便利だけど、PCの利用も多いしな〜」という声も多いと思いますが、そんなPCユーザーにも満足できる機能が「Project Unity」という機能。
専用ツールをPCにセットアップすることで、PCと「Lenovo Tab P12 Pro」がワイヤレスで接続。セカンドディスプレイとして利用できます。もう一度言います。このAndroidタブレットはワイヤレスなセカンドディスプレイです。
ただ画面を拡張するだけでなく、仮想ホワイトボードに描画したり、Androidアプリを同時に利用することもできるみたい。なんかもうOSとかハードウェアの垣根ってなくなってきてるんですね…。
こうして、ハードウェアの強さと、ソフトウェアの便利さを兼ね備えて最強に見えるLenovoのAndroidタブ「Lenovo Tab P12 Pro」、国内での取り扱いは未定ですが、北米ではWi-Fiモデルが609.99ドル(約6万7200円)と、わりと現実的に欲しくなるお値段。ちなみに、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)向け5Gモデルは899ユーロ(約11万7000円)となっています。