Appleの製品サポートに、新たに「高出力のオートバイエンジンによって生まれる振動への暴露は、iPhoneカメラに影響を与える恐れがあります」というページが加わりました。
Appleによると、iPhone 12 Pro Maxなどの一部のモデルには写真撮影時にカメラを誤って動かしても鮮明な写真を撮れる光学式手ぶれ補正機構(OIS)や、重力や振動の影響を測定してフォーカスを維持する閉ループオートフォーカスが搭載されています。
これらのシステムは耐久性を考慮して設計されているものの、特定の周波数の範囲内の高振幅振動に長時間さらされると、性能が低下して写真や映像の画質が低下する可能性があるとのこと。
具体的には、高出力かつ大容量のオートバイのエンジンが発生させる振動がまさにこの「特定の周波数の高振幅振動」にあたるため、オートバイにiPhoneを取り付けることは「オススメしない」とAppleは表現しています。
なお、ニュースサイト・MacRumorsのコメント欄では、Apple自身が極端な環境下でiPhoneを使用するCMムービーを制作しており、中にはバイクで砂漠を走るようなものがあったと指摘しています。