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新型iPhone価格、10年で3倍「平均月収の6割」もするスマホになってしまったのか?

iPhoneの高額化が止まらない。近年のスマートフォンの大型化・ハイスペック化に伴って、iPhoneもカメラ性能やストレージ容量、バッテリー容量などが続々と向上。2020年に発売された「iPhone 12」シリーズからは5Gの通信規格も導入されている。

しかしそんなデバイスの進化について回るのが価格の向上だ。ハイスペックな製品を作ればそのぶん価格も上昇してしまうことは想像に難くない。とくに9月15日(日本時間)に発表された待望の新型「iPhone 13」シリーズでは「iPhone 13 Pro Max」のストレージ容量の増大によって価格も大きく跳ね上がった。

今回はそんなiPhoneの価格と日本人の月収の関係性についてお伝えしていきたい。

最上位機種・iPhone 13 Pro Maxはほぼ20万円!高額化するiPhone

日本時間9月15日午前2時にスタートしたアップルのスペシャルイベントで紹介されたiPhone 13。カメラ性能が飛躍的な進化を遂げたといい、映画レベルの撮影が可能になったことなどが大きく取り上げられている。また、「iPhone 13 Pro」とiPhone 13 Pro Maxでは、ストレージ容量に1TBという選択肢が登場。手のひらサイズのiPhoneに1TBを収められるほどの進化を遂げている。もしかすると、ユーザーが映画レベルの動画撮影をすることを前提として、ニーズに応えて大型ファイルを多数格納できるだけの容量を設けたのかもしれない。

しかしそれだけのハイスペックマシンは、当然ながらそれなりにお高くなっている。iPhoneの公式サイトでも、iPhone 13 Pro Maxの1TBモデルの価格設定は194,800円。スマホキャリアの設定では20万円を超える設定もみられ、ソフトバンクでは228,240円となっている(2021年9月17日現在)。

実はこのiPhoneの価格、なんと10年前の3倍になっているという。10年前といえば2011年、「iPhone 4S」の登場した年だ。まだハイスペックモデルのProモデルが登場する前のため単純な比較は難しいかもしれないが、特筆すべき上昇ぶりであることは確実だ。さらに9月16日の日本経済新聞では、このiPhoneの価格を「日本人の平均月収の約6割に迫る」とも報じている。厚生労働省の発表した「令和2年賃金構造基本統計調査」によれば一般労働者の賃金平均は30.7万円とのことなので、額面でこの額であれば手取りにするともはやほとんど手元に残らないレベルだ。

Business Insider Japanの報道によれば、これだけの割合を占めてしまうのはiPhoneの高価格化だけでなく「海外の物価が上がる一方で、日本の物価やサラリーマンの給与が上がっていない」ことも原因のひとつであるという。だとするとこれは一過性のものでなく、日本が変わらない限り続く傾向なのかもしれない。

“10年で3倍”となったのであれば、今後また10年で3倍にならないとも言い切れない。月収の6割だったiPhoneが、10年後には月収2カ月分に迫る値段になっていたとしたら…。婚約指輪でもあるまいし、そんな未来はあまり想像したくない。

参照元:日本のiPhone 13価格はなぜ「平均月収の6割」にもなるのか。金融専門家が示す“弱い円”の現実【Business Insider Japan】