外音取り込み、Qi充電対応の完全ワイヤレス。税別1万円

ナイコムはLYPERTEKブランドより、発売中の完全ワイヤレスイヤフォン「TEVI」後継機で、サウンドチューニングがリファインされたほか、新たに外音取り込み機能(アンビエントモード)、ワイヤレス充電などに対応した「PUREPLAY Z3」を9月30日に発売した。カラーはブラック、ホワイトの2色で、価格は10,000円(税別)。

同ブランドのデビュー製品であるTEVIの基本的なデザインは踏襲しつつ、各所にアップデートが施された。高い評価を得ていたサウンドがリファインされ、さらなる高解像度サウンドを実現している。ドライバーは軽量素材のグラフェンを振動板に採用した6mm口径の「ハイパフォーマンス・グラフェン・ドライバー」で、再生周波数帯域は20Hz～20kHz。

BluetoothチップセットはQualcomm製「QCC3040」を新たに採用し、安定したワイヤレス接続を可能にする「Qualcomm TrueWirelessミラーリングテクノロジー」に対応。Bluetooth 5.2準拠にバージョンアップし、コーデックはSBCに加え、aptX、AACもサポートする。

再生時間はイヤフォン単体で約10時間。充電ケース併用時の総再生時間は約80時間へと伸びた。約15分の充電で2時間の再生ができる急速充電にも利用できる。ケースは新たにQi規格のワイヤレス充電に対応。充電ポートはUSB Type-C。

イヤフォンのみIPX7の防水仕様。新たに外音取り込み機能(アンビエントモード」を搭載している。

通話中のノイズを抑制し、フィードバックエコーを減らす「Qualcomm cVc 8.0マイクノイズキャンセリング機能」により、クリアで明瞭な通話品質を実現。イヤフォン左右ハウジングに搭載されている専用ボタンで音楽再生のリモートコントロールが可能。ペアリング状態などを音声で知らせるボイスアシスタント機能も備えた。

専用アプリ「PureControl」対応で、EQコントロールによるサウンドカスタマイズなど細かな設定ができる。シリコンチップ(S/M/L)やフレックスフォームチップMサイズ、USB Type-Cケーブルが付属する。