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iPhone SEと比較! 最新Pixel 5aを買うべき9つの理由

ライフハッカー[日本版]2021年9月5日掲載の記事より転載

「Google Pixel 5a(5G)」は、Googleの最新「廉価版」スマートフォンです(これは正式名称ですが、この記事では「5a」という略称で呼びます)。

販売価格は5万1700円からというお値段は「安い」とは言えませんが、他のフラッグシップモデルと比べるとはるかにお手頃な価格設定です。

ご存知のように、Appleにも「iPhone SE」という廉価版モデルがあります(日本でのApple Store直販価格は4万9280円から)。

とはいえ、5万円台のスマートフォンを探しているのなら、AppleよりもGoogleを選ぶべき理由が少なくとも9つは存在します。以下で説明していきましょう。

「Pixel 5a」は5Gに対応

通信速度を重要視するなら、iPhone SEは5aと勝負になりません。5aが5G対応をうたっているのに対し、SEが接続できるのは4G LTEどまりです。

実際に5Gがどれだけの性能を発揮するかは、使用するエリアによりますが、電波状態が安定していれば、5G接続は4G LTEを速度で上回るはずです。

自分の生活圏でまだ5Gサービスがまだそれほど普及していない場合は、これは絶対に譲れない機能ではないかもしれません。

しかし今後は、5Gのサービス内容は改善し、使えるエリアもどんどん広がっていきます。

あとで追加できない機能だけに、今のうちに5G対応できるスマートフォンを手に入れておけば、将来への保証としても非常に有効でしょう。

ディスプレイの美しさではGoogleが圧勝

これも勝負にならない分野です。5aのディスプレイはSEを圧倒しています。

5aは、2400×1080ピクセルの有機LEDパネルを採用しています。これは413ppi(1インチあたりの画素数)に相当します。

一方、SEのディスプレイは1334×750ピクセル、326ppiの液晶パネルを使っています。

SEのディスプレイも決して悪いものではありませんが、5aのほうが映像がシャープです。それに5aの有機LEDパネルは、SEの液晶パネルと比べて、より深みのある黒が表現できるという技術上の優位性があります。

さらに、Pixel 5aはベゼルのないディスプレイを採用しており、画面サイズも6.34インチを誇ります。公平を期すために言えば、小さめの画面を好む人もいますし、その場合は4.7インチのディスプレイを持つSEの方が評価が高くなるでしょう。

しかし、SEは2014年からずっと変わらず、画面の上下にはかなり幅広のベゼルがあります。5aのほうが、今どきのスマホらしく見えるのは間違いないでしょう。

カメラ性能も、5aのほうがはるかに優秀

iPhone SEのカメラは、特に4万円台のスマートフォンとしては、かなり評価できます。とはいえGoogleは5aで、フラッグシップモデルの「Pixel 5」と同じ、非常に優れたカメラシステムを採用しました。

喩えるなら、AppleがSEに「iPhone 12」のカメラを搭載したようなものです。そう聞けば、これが大変なことだというのはおわかりでしょう。

加えて、5aには2タイプの背面カメラがついています。1つは12.2メガピクセル(デュアルピクセル)カメラで、こちらがメインになります。

もう1つは、16メガピクセルのウルトラワイドカメラです。SEは、12メガピクセルのカメラが1つきりで、ウルトラワイドカメラはついていません。

Appleの廉価版モデルにはない夜景モードを搭載

カメラの性能について比較したところで、夜景モードについても検証しましょう。5aには夜景モードがありますが、SEにはありません。

実際、これはかなり残念なことです。

SEには「iPhone 11」シリーズと同じ「A13」チップが採用されている以上、何らかの夜景モードを搭載できるだけの性能はあるはずです。

しかし残念ながら、SEで夜に撮影した写真は、5aで撮った写真と比べるまでもありません。

SEの約2.5倍を誇るバッテリー容量

Pixel 5aには、容量4680mAhのバッテリーが搭載されています。iPhone SEのバッテリー容量はわずか1821mAhです。

つまり、5aのバッテリー容量は、SEの2.5倍以上あるのです。もちろん、容量の数字だけがすべてではありませんが、SEにまつわる最大の不満点の1つとして、「バッテリーがもたない」という声があがっています。

これを考えると、大容量バッテリーを持つ5aが、この分野でもSEを性能で上回ると言っていいでしょう。

なんとヘッドホンジャックがついている

有線ヘッドホンを愛用している人にとっては喜ばしいことに、Pixel 5aには3.5mmのヘッドホンジャックがついています。

これは、2021年の製品としてはかなりレアな存在です。実際、GoogleのフラッグシップモデルであるPixel 5には、ヘッドホンジャックはありません。

近年、ヘッドホンジャックは廉価版モデル向けの機能と考えられる傾向がありますが、なぜそうなのか、理由ははっきりしません。

ただし有線ヘッドホンをスマホと直接つなぎたいユーザーは、より「高級な」モデルを選ぶか、安価なヘッドホンジャックが付いているモデルを選ぶか、難しい選択を迫られます。

実は、2016年に発売された初代iPhone SEは、Appleのスマートフォンでヘッドホンジャックを搭載していた最後のモデルです。

2020年に発表された2代目のモデルでは、ヘッドホンジャックが廃止されてしまいました。

このモデルを含め、現在Appleが製造しているすべてのスマートフォンにはヘッドホンジャックがついていません。

USB-Cポートを採用しているので、充電器を探すのがはるかに楽

5aは、他の多くのスマホと同様に、充電とデータ転送用のポートとしてUSB-Cを採用しています。

ということは、USB-Cポート搭載のノートPCや「Nintendo Switch」「iPad」などと同じケーブルを使って充電できるわけです。

対照的に、iPhone SEが使っているのは、Apple独自の充電プラグであるLightningポートです。Apple製品が手元にたくさんある人なら別に問題はありませんが、たとえその場合でも、Lightningだけを用意すれば事足りるかというと、そんなことはないのです。

例えば、私が愛用している「MacBook Air」や「iMac」はUSB-Cを採用しています。

そのため、iPhoneを充電するために、LightningとUSB-Cの変換ケーブルを用意しなければなりません。iPhoneもUSB-Cポートを採用していれば、手元にある他のUSB-C対応製品すべてと同じケーブルを共用できたはずです。

5aには電源アダプターが付属する

充電と言えば、5aには電源アダプターが付属します(コンセントにつなぐ四角いアクセサリーのことです)。

同梱されているのが当たり前のようにも思える電源アダプターですが、最近は事情が変わってきました。信じられないかもしれませんが、iPhone SE、そしてAppleの「iPhone 12」シリーズのデバイスには、アダプターがついてきません。

さらに面白いことに、Googleは、次期フラッグシップモデルの「Pixel 6」では電源アダプターを同梱しない計画のようです。5aを選んだ人は、同梱されている電源アダプターが、もはや絶滅危惧種であることを知っておいてください。

同じストレージ容量で比較すると、SEは決して安くない

5aは、標準で128GBの内蔵ストレージを擁します。この端末に大量の写真、動画、アプリ、ゲームを保存するつもりなら、これはかなり有利なポイントです。

iPhone SEは、一番安いモデルでは5aを50ドル下回ります(日本では、5aが5万1700円、SEが4万9280円)。

これは、購入を判断する上で大きな要素になるかもしれません。

しかし、この値段で買えるモデルでは、内蔵ストレージは64GBと、5aのちょうど半分です。ストレージを128GBに増量するには50ドル余計に支払う必要があり、そうすると5aと全く同じ価格になります(日本では、128GBのSEが5万4780円)。

一方、SEならば、256GBまでストレージを増やすことも可能です。これは5aではできないことであり、大容量の内蔵ストレージが必要ならば、これもぜひ検討すべき選択肢です。

とはいえ、その場合は価格が100ドル高くなり、549ドルになります(日本では6万6880円)。

5aが合わないという人も

Googleの最新モデルであるPixel 5aが、どれだけ多くの点でiPhone SEを上回っていたとしても、それは決め手にならないという人もいます。

第一に、多くの人は、ソフトウェアや独自の機能に惹かれてiPhoneを買っています。どうしてもiOSを使う必要があるという人には、SEでなく5aを選ぶことなどあり得ないでしょう。

そして、繰り返しになりますが、サイズの問題があります。

SEの4.7インチ画面の上下には確かに太いベゼルがありますが、それでも全体的なサイズで言うと、SEの方が5aより小さいのは間違いありません。小型の廉価版スマホを探しているならSEがぴったりでしょう。

どのモデルを選ぶにしても、廉価版スマートフォンに魅力的なモデルが次々と登場しているのは喜ばしいことです。この傾向が今後も続き、「どの廉価版スマホがベストバイか」という議論を続けられる状態が続くことを望みたいものです。