アップルは2022年に発売する予定のiPad Airに有機ELディスプレーを搭載する計画をキャンセルしたそうだ。韓国メディアTHE ELECが9月29日に報じた。
同紙は匿名の関係者からの話として、アップルが有機ELディスプレーの明るさや耐久性、コストなどの問題からサムスンとの共同開発プロジェクトを中止したと伝えている。
関係者によると、サムスンは1段スタック型の有機ELディスプレーを提案したものの、アップルは明るさが2倍かつパネル寿命が4倍になる2段スタック型を要求し続けたため、折り合いがつかなかったとのこと。
サムスンはアップルが長期間iPad Airを販売しないかぎり、2段スタック型での製造は実現可能なコストに収まらないと報告しているという。