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あれれ...Pixel 6のベンチマークスコア、頼みの機械学習でもiPhoneにボロ負け

あくまでもベンチマークスコアの結果ではありますが…。

Google(グーグル)がスマートフォンの自社ブランドとなるPixelシリーズをリリースし始めてから、もうかなりの年数が経ちました。では、れっきとしたスマホメーカーとしてGoogleが台頭してきたかというと、世界の市場シェアにおいては、まさに微々たる存在。とはいえ、最新のPixel 6シリーズの評判は上々なようで、これは今後が大いに楽しみになってきたのでは?

Pixel 6の最大のアピールポイントは、新たにGoogleが独自開発を進めてきたTensorチップの存在にあるでしょう。残念ながら、すでに数々のベンチマークスコアの対決が出そろっており、Tensorは、まったくSnapdragon 888やExynos 2100などのライバルメーカーのチップにはおよばないことが明らかにされています。ただそうはいっても、今回はGoogleがPixelのために組みあげたチップなので、ソフトウェア面でのチューニングがすばらしく、AIとか機械学習の力で、単にベンチマークだけでは測れない仕上がりになっている! そう思ってはいたのですが。

Tensorチップの賢さはどれくらい?

このほどGizmochinaは、機械学習に特化した測定を出してくれるGeekbench MLアプリで、TensorとiPhoneのA15 Bionicチップを対決させてみた結果を紹介。TensorFlow Lite CPUのテストで、A15 Bionicチップが939を記録したのに対して、Tensorチップのスコアは、その3分の1にも満たない307にとどまりました。Neural Engineの分野では、A15 Bionicチップが2727だったのに対し、Tensorチップは1720。機械学習分野の総合評価は、Tensorチップが3455となりましたが、A15 Bionicチップは、その1.7倍以上の5934となっていますよ。

もちろん、ベンチマークスコアの差が、そのままユーザーエクスペリエンスの差に反映されたりするわけではありません。しかしながら、こうした客観的な評価からすれば、Pixelシリーズのスマートフォンが、iPhoneを脅かす力を発揮するまでには、まだ時間がかかりそうです。以前にGoogleは、ソフトウェア面でのスマホ性能アップにばかりこだわり、あまりにハードウェア面を軽視しすぎでは? そんな批判が出たこともありましたけど、きっとTensorチップの改良は、今後ますます進んでスコアアップしてくると期待したいところでしょうか。