韓国サムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S22シリーズ」の価格や搭載プロセッサに関する非公式な事前情報が、海外にて報じられています。
韓国メディアのデジタルデイリーによれば、2月8日にも発表される予定のGalaxy S22シリーズ。機種ラインナップは「Galaxy S22」「Galaxy S22 Plus」「Galaxy S22 Ultra」の3モデルとなり、最上位モデルのS22 Ultraでは「Galaxy Note」風のデザインの採用や、Sペンの内蔵も噂されています。
そこで気になるのが、各モデルの価格です。リークアカウントのKFC Simpのツイートによれば、Galaxy S22は899ドル(約10万円)、Galaxy S22 Plusは1099ドル(約13万円)、Galaxy S22は1299ドル(約15万円)にて販売されるとのこと。
これを799ドル/999ドル/1199ドルから販売されたGalaxy S21シリーズと比較すると、それぞれ100ドルの値上げとなります。サムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip3 5G」は999ドル、「Galaxy Z Fold3 5G」は1799ドルとモデルチェンジにともない値下げが進められているのと比較すると、興味深い動きです。
またサムスンは、1月11日に予定していた新型プロセッサ「Exynos 2200」の発表を延期しています。Galaxy S22シリーズへの搭載が期待されているExynos 2200ですが、韓国ニュースサイトのBusiness Koreaによれば、「サムスンの新型スマートフォンと同時に新型プロセッサが発表される」とのこと。Galaxy S22シリーズにExynos 2200(一部地域ではSnapdragon 8 Gen 1)が搭載される方針に変わりはないようです。
Exynos 2200ではAMDの最新GPUアーキテクチャ「RDNA2」が採用されており、グラフィックス性能の大幅な向上が期待されています。米Googleがスマートフォン「Pixel 6シリーズ」にて独自プロセッサ「Tensor」を採用したように、サムスンがGalaxy S22シリーズと自社製造プロセッサにてどのような独自機能を打ち出してくるのかにも注目です。