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「AIは導入がゴールじゃない」 先駆者たちに学ぶ、“AI活用のキーワード”

AIが人間の代わりに膨大な量の文章をチェックしたり、AIが社員の離職率を予測したり──と、多くの企業がAIを活用した業務変革に取り組んでいる。しかし、思うような成果を出している企業は決して多くない。

 では、AIをうまく活用できている企業は何が違うのか。AI開発を手掛けるFRONTEOが11月22日に開催したイベント「AI Business Innovation Forum 2019」で、さまざまな業種のAI導入事例が紹介された。各社の事例から、AI導入を成功に導くポイントをまとめた。

“AIと人間の協働“を前提にしたワークフローの見直しを

FRONTEOの武田秀樹取締役CTO 兼 行動情報科学研究所 所長
FRONTEOの武田秀樹取締役CTO 兼 行動情報科学研究所 所長が紹介したのは、同社が米国で手掛けるリーガルテックAI事業の事例だ。訴訟に関する膨大な文書をチェックする弁護士のレビュー業務に、自然言語処理が得意なAIエンジン「KIBIT(キビット)」を使うことで、人間がチェックする量を減らすことに成功した。武田CTOは「これまではレビュアーの負担が大きかったが、AIを使うことでレビュー作業に掛かる時間が半分になった」と胸を張る。

 ワークフローは、AIが重要だと判断した文書を人間がチェックし、その内容をAIが再チェックするという流れだ。通常、AIの精度を高めるには大量の学習データが必要だが、KIBITなら少ない学習データで高い精度を出せるという。この事例でも、学習データが少量で良かったため、短期間でAIを導入できたとしている。

 武田CTOは「人間が行う業務やワークフローを的確に構造化し、それを踏まえてAIを構築することが大切だ」と指摘する。AIと人間の協働を考える上で示唆に富んだ事例といえるだろう。


2019-12-27 18:44:59



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