関節の可動域を測定する「デジタル・ゴニオメーター」
近年、医療現場には新しい機器や技術が次々に導入されているが、「関節の角度測定」に関してはアナログが常識だった。アナログのため、メモリを読むのに時間がかかったり、角度が不正確になることも。
今回P3に登場したのは、現場での普及を目的に、軽さ、使いやすさにこだわり、また価格も現実的に手の届くよう考慮し、今までのアナログでの測定感覚に近い『デジタル・ゴニオメーター』。デジタルでありながら税別6000円と低価格を実現している。
樹脂製のため軽く丈夫。また数値の固定機能もあるため、角度計を動かしても数値が固定でき正確性が増している。
医療のみならずスポーツ現場や介護支援の現場でも使用可能。手軽に測定できるようになる分、医療者のみならず、スポーツ現場や学校など多くの分野で関節角度の測定を身近に感じてもらえるようになれば、障害予防やコンディショニングとしての関節可動域の把握が進むだろう。
2019-12-29 16:51:45