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Appleに見捨てられ身売りすることとなったGPUメーカーがAppleと新しいライセンス契約を結ぶ

Appleが半導体メーカーのImagination Technologiesと新たなライセンス契約を結んだことが明らかになりました。Imagination TechnologiesはAppleにGPUを供給するサプライヤーだったのですが、Appleが独自にGPUの開発を進めた影響で身売りせざるを得ない状況に追い込まれたという企業です。

イギリスに拠点を置く半導体メーカーのImagination Technologiesは、iPhone X以前のiPhoneおよびiPadにAシリーズチップ用のGPUを供給してきた企業です。しかし、独自設計GPUの開発を進めていたAppleが2017年4月に「Imagination Technologiesとのライセンス契約を2年以内に終了し、独自GPUを開発する」と発表したため、Imagination Technologiesは最大の顧客を失うこととなり、最終的に身売りせざるを得ない状況に追い込まれることとなりました。

2017年度のImagination Technologiesの収入のうち、Appleからのライセンス料は約8100万ドル(約88億円)と非常に大きな割合を占めていました。Imagination Technologiesは一方的にライセンス契約の破棄を通知してきたAppleに対して「Imagination Technologiesの機密情報と知的財産権を不正使用している」と批判。それに対してAppleは、「2015年にImagination Technologiesから新しい知的財産を取得することを止め、よりライセンス料が低くて済む契約に移行した」と主張していました。

そんなImagination Technologiesが、2020年1月2日に「2014年2月6日に発表したAppleとの複数年にわたる複数使用に関するライセンス契約を、Appleがより広範な知的財産にアクセスできるような新しい複数年ライセンス契約に置き換えたことを発表します」と発表しました。

Appleと新しいライセンス契約を結んだことにより、どのような製品に影響が出てくることになるかについて、Imagination Technologiesは明らかにしていません。ただし、2017年以前はAppleのAシリーズチップにImagination TechnologiesのGPU・PowerVRが利用されてきました。

新型iPhoneはAR・VRの性能を向上させる新型GPU「PowerVR Furian」を搭載する可能性 - GIGAZINE


2020-01-02 05:09:15



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