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さよならGAFAM:Microsoftやめてみる→あれ? できない?

※この記事は2019年2月8日に公開された記事の再掲載です。

ウェブを支配する5大巨竜GAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)を順繰りに断つシリーズその4、今週は旧帝国軍Microsoftです。

4週目 Microsoft

20州と国が合体してMicrosoft解体を目指して争った世紀の独禁法裁判も今は昔。すっかり悪の帝国イメージが抜けたMicrosoftは、もう外してもいいかなと思ってたんですけど、8月には極右SNS「Gab」の削除運動にも加わってたし、11月からは時価総額世界トップ争いのレースに久々に復活している不死身感もあり、やっぱり加えてみることにしました。勢いを削ぐ20年前の政府圧力のその後を見るのも、興味深いかと。

ブロックしたIPアドレスは21,573,632件

スマホ、パソコン、スマート端末はDhruv Mehrotra君特製のVPNで100%遮断。ブロックしたMS支配下のIPアドレスは計21,573,632件にのぼりました。Mac使いなのになんでや!ってなりましたけど、仕事系はLinkedInもSkypeもGithubもマイクロソフトだし、遊び系はXboxもあります(自分は使わないけど)。今回は以上すべてに加え、クラウドで最近じわじわ勢力を伸ばしているMicrosoft Azure支配下のウェブサイトも使えない、ということになります。

車載が使えない

WindowsもXboxも使わないので楽勝だと思っていたら…意外なところに落とし穴がありました。フォード「フュージョン」2015モデル(Canvasで長期リース中)のエンタメとナビがMicrosoftだったんです! 何週間も乗ってるのに全然気がつかなかった! しょうがないので1週間、カーオーディオなしで静かに通勤することにしました(MSはバグだらけで、この2015年モデルを最後にGoogle、Amazonに変わってました。フォードのサイトには「Ford + Alexa、テック天国のマッチメーキング」とあります。天国…)。

Microsoftはリアル世界の支配者

Dhruv君に報告したら、そうなんだよね、Microsoftって知らず知らずのうちに使ってたりするんだよって言ってました。コーヒーを買ったら、店の決済システムがMicrosoftのOSだったり。電車やバスに乗ったら、そこのバックエンドがMicrosoftのサービスだったり。なにしろMicrosoftの得意先はビジネスカスタマー(店舗・企業)。末端の消費者じゃないんですね。

だから本気でMicrosoft断ちたかったら、世捨て人にならなきゃならない。それはちょっと、自分にはムリです。ウェブを使ってる限りAmazonから逃げ場がないのと同じで、リアル世界で生きている限りMicrosoftから逃げ切れる場所はない感じですね。

Macユーザーにとってはラクな週

そういうB2B的な店舗なんかの決済で間接的にご厄介にはなりますが、直接利用断ちは今週が一番気楽でした。今も巨大な勢力ではあることには違いないんですが、それは末端からは見えづらいくなっていると言えます。途方もない時価総額の出元は直接手にする端末ではなく、政府・企業が使うWindows Serverなんでしょね。

もちろん、それは個人の話であって、みんながみんなWindows離れしていると言ってるんじゃないですよ。社会全体で見れば、Windowsはいまだに米政府公式サイトにアクセスする国民のおよそ40%を占めていて、iOS、Androidよりシェアは大きいんです。

1990年代に政府が介入しても、しなくても、今のようになる宿命だったんですかね? それともあのまま政府が介入しなかったら今頃みんなHotmail使って、Microfeedで友だちのフィード読んで、検索はBing、写真はMicrogramとかなんとかそういうのが出て、Microsoft漬けな毎日だったのか…知りたいところですね。


2020-01-02 22:43:46



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