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「詐欺?」と疑われるくらいヤバいサービスを。山内奏人

「どうせ失敗する」と言われるくらいが面白い

ー『PREMY(プレミー)』ですが、詳細がベールに包まれていることもあり、「どう実現するのか」「詐欺では?」といった声もあります。どう捉えていますか?

大きなことを言うと叩かれるのですが(笑)じつは狙い通りの反響で、うれしいです。

「ビジネスを何もわかってない」「こんなサービスはうまくいかない」「すぐ破産するんじゃないか」と言われることこそ、やりたいんです。

じつはアメリカでも映画館行き放題のサブスクがあったのですが、破産しています。だからこそ実現したら面白い。「なんでこんなことできちゃうの?」と大きな驚きを与えられる。それって最高にエンターテイメントだと思うんです。

いまの日本って、得体の知れないワクワクするようなプロダクトが少ないと思いませんか?Apple Storeのランキングも常に同じラインナップ。トップにLINEがいて、次paypay、あとはセブンイレブンとかマクドナルドの公式アプリがある。もちろん便利で必要不可欠な存在です。ただ、正直ワクワクするものか?といえばそうではない。

日常の中に未知との遭遇みたいなものが足りてない。それを意図的に生み出せるプロダクトをつくりたかったんです。

この前、あるユーザーが「PREMY使い始めて、毎日が冒険になった」って、ツイッターでつぶやいてくれて、すごいうれしかったですね。

実現するのはめちゃくちゃハードだし、難易度も高い。毎日どうしたらうまくいくのか試行錯誤しています。

「オフライン体験のamazonプライムをつくりたい」と山内さん。大枠の仕組みとしては、映画館・水族館・美術館・博物館のチケット半券を『ONE』で撮影して送信。その写真と引き換えにチケット代金が還元される。現段階では、買取は毎日1回まで可能。同じ日に映画館と水族館に行った場合は1つだけ買い取られる。

観客をあっと驚かせる"一夜城の法則"

もうひとつ「詐欺なんじゃないか」と反響いただけたのは、サービスの詳細をあえて"隠す"ことで生まれたと思っています。

人をあっと驚かすものには、共通項があります。これは僕が勝手に名付けたものなんですけど、「一夜城の法則」だと思うんです。

昔、豊臣秀吉の戦略に「一夜城」があります。敵の陣地に時間を欠けてこっそり入り、まるで一夜にしてお城ができたように見せた。すると敵は「昨日まではなかったのに気づいたら城がある!」と怯んで動けなくなる。

(参考)マジックとアップルと一夜城についてのブログ

Appleの発表会も一夜城的な演出ですよね。開催も突然決まるし、内容も自分の期待をはるかに超える。「なんでこんなことできちゃうの?」と見ている側に大きなインパクトがあります。それってマジックみたいだし、エンターテイメントとしても面白い。