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スマスピ紛争勃発。SonosがGoogleを提訴したって

スマスピ紛争勃発。

数年越しの交渉が決裂し、ついに法廷戦争が繰り広げられるようです。米GizmodoのDell Cameronがお送りします。

「図々しくも」「画策して」技術特許を侵害したとして、7日にスマートスピーカーの製造元Sonos(ソノス)がテックジャイアントGoogle(グーグル)を提訴しました。どうやら数年かけて話し合いをしてきたものの、ここにきて決裂した形のようです。

Google製品の販売差し止めを要求

カリフォルニア州中央地区連邦地方裁判所および連邦の準司法機関である米国国際貿易委員会に申し立てられた訴状によれば、Googleが5件の特許侵害をしている疑いに関して、Sonosの数回におよぶ警告を無視し続けたため、提訴に踏み切ったとのことです。Sonosは金銭的な保証と、ラップトップ、スピーカー、スマホを含む一部のGoogle製品の販売差し止めについての裁判所の執行命令を求めています。

Googleは米Gizmodoの取材に対し、今回の提訴には「徹底的に裁判で抗戦」する意気込みであると伝えました。

「ここ数年間で、知的財産権について幾度となく継続的にSonosと話し合ってきましたが、その話し合いを投げ出して、ここにきていきなりSonosが訴えてきたことは、大変残念なことです」とGoogleのスポークスパーソンは語っています。

SonosのCEOパトリック・スペンスは、Googleを長年一緒にコラボしてきた「大切なパートナー」であるとしています。「去年Google AssistantもSonosのプラットフォームに組み入れたしね」と。そのGoogleが「図々しくも画策して」オーディオテクノロジーの特許を侵害したというのです。

報復もあり?

SonosはかれこれGoogleより10年も先にワイヤレススピーカー事業で商業的な成功を納めており、他社が開発したスマートアシスタントの実装も2016年ごろから採り入れてきました。SonosはGoogle Assistantの実装には長年取り組んでおり、ついに昨年夏に2つのテクノロジーを合体させることに成功しています。

「ここ数年のわたしどもの努力にもかかわらず、Googleはお互いにメリットがもたらされる形でのソリューションを一切考慮してくれなかった」とスペンス氏はメールで回答しました。 「ここまできたら提訴しかありません。これで我が社の発明そのものや顧客を保護することができるようになるのですから。また創業当初からSonosにあふれていた革新への魂もこれで守られることとなります」。

提訴の事実は、ニューヨークタイムズが真っ先に報道しました。

報復を恐れ、Sonosは長らくこのいざこざを口外しませんでした。スペンス氏とその他のSonosのエグゼクティブたちは、Googleの検索エンジンにSonosがひっかからなくなるのではないかと恐れていたそうです。そしてニューヨークタイムズによれば、SonosがGoogle Assistantをスピーカー製品に組み込もうとした際、GoogleはSonosが直接的な競争相手であるにも関わらず、リリース前の製品についての機密情報を開示するよう迫っていたとのこと。

Amazonも侵害してるけどまずはGoogleを狙い撃ち

SonosはスマスピではAmazonのAlexaとAppleのSiriとも協業しており、 Sonosを販売しているAmazonも、オーディオの特許を侵害しているとしています。しかしSonosはGoogleとAmazonの両方を相手にまともに戦ったら太刀打ちできないと、Google一社に集中射撃をかけにくる構えのようです。

2017年のGoogleのマルチルームオーディオ製品に続いて去年マルチルーム製品を出したAmazonは、 米Gizmodoの取材に対し、技術は社内で開発されたものと主張しています。

「弊社ではお客様とAlexaを作ってくれるパートナーに最高の体験をしてもらうことに注力しています。事実、AlexaのフライホイールはAlexaの開発者デバイスコミュニティに大きな収益をもたらしています」とAmazonのスポークスパーソンは語っています。