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1GBが約330円、iPhone 11で使える激安ローミングeSIMを米国で試す(石野純也)

今年も、CESの取材をするため、三が日終了とともに米ラスベガスにやってきました。すでにEngadgetにもたくさんの記事が上がっていますが、ガジェットも盛りだくさんで、筆者の関心がある5Gに関連したプロダクトも数多く出展されています。

それはさておき、海外取材と言えば、やはりeSIM。今回も、iPhone 11にeSIMのプロファイルをダウンロードして、取材のお供にしています。

CESの取材用としてAiraloのeSIMを試した

昨年のCESではT-MobileのeSIMを試してみましたが、本家T-Mobileは価格が高めなのがネック。米国キャリアに直接つながるため、遅延が少ないのはメリットですが、10GBで40ドル(約4360円)からと、「これならローミングでもいいのでは......」という価格になっています。米国はローミング専業キャリアの料金も比較的高く、なかなか回線選びが難しい国の1つです。

今回試してみたのは、AiraloというローミングキャリアのeSIM。特徴的なのはその価格で、1GBプランが3ドル(約330円)と激安です。なぜかボリュームディスカウントが効かず、3GBプランは11ドル(約1200円)と、1GBプランを3回おかわりした方が安くなる計算ですが、3GBが1000円を下回るのは、米国向けの料金プランとしてはかなり魅力的。10GBプランも26ドル(約2840円)とT-Mobileより安めの設定です。

▲価格は1GBで3ドルから。1GBプランのみ、有効期限が7日とやや短い

米国でのeSIMを使った格安な通信手段としては、香港キャリアの3香港のローミングプランを使うという手もありますが、こちらは1日500MBまでという制限があり、ハードに使うと、超えてしまう日もあります。1日15香港ドル(約210円)と安価ですが、Airaloは3香港の2日分の1GBで3ドルのため、単価は安いことに。1日ごとの容量制限はないため、7日かけてゆっくり1GB使えば、通信費が3ドルで済んでしまう計算になります。

eSIMの購入はアプリから行えます。AppStoreからアプリをダウンロードして、アカウントを作ったあと、「ストア」のタブから行きたい国や地域を選択しましょう。複数の国や地域を周遊しない場合は、「現地のeSIM」というタブを選択すればOKで、「アメリカ合衆国」を選ぶと、容量別のプランが表示されます。まずはお試しということで、今回は1GBプランを選んでいます。