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Intel製「PCIe 4.0対応SSD」はすでに試験段階、ただし試験にAMDのCPUが必要

IntelのエンジニアがTwitterで「PCI Express 4.0対応の第2世代Optane SSD」が試験中の段階だと明かしました。この知らせについて、テクノロジー系メディアのTechspotは「唯一の問題はPCIe 4.0に対応したIntel製CPUが存在しないこと」だと指摘し、「AMDがPCIe 4.0対応CPUを貸してくれるでしょうね」と皮肉っています。

Intel is prototyping PCIe 4.0 SSDs, but needs AMD CPUs to test them - TechSpot

第1世代Optane SSDは、次世代メモリ規格「3D Xpoint」を使用したSSD。従来のNAND型フラッシュメモリに比べて、レイテンシは10分の1、書き込み寿命は3倍、書き込み速度は4倍、読み込み速度は3倍になるとIntelは主張していました。

第2世代3D Xpointを搭載した「第2世代Optane SSD」がすでに試験段階に入っているという一報をもたらしたのは、Intelのテクニカルマーケティングパフォーマンス部門に所属しているフランク・オーバー氏。オーバー氏がScyllaDBに所属するグラウバー・コスタ氏に対して「PCIe 4.0対応の第2世代Optane SSDを使って試験しませんか?セットアップしますよ」とツイートしたことによって、「第2世代Optane SSDが試験段階にある」ことに加えて、「第2世代Optane SSDはPCIe 4.0対応にする」ことが明らかになりました。

しかし、この新型SSDは「IntelがPCIe 4.0に対応したCPUを製造していない」という問題を抱えているとTechspotは指摘しています。一方、AMDは第3世代RyzenでPCIe 4.0に対応済みなので、「IntelのSSD開発部門は試験のためにAMDのCPUを購入しているのでは?」という疑問が浮かぶことになります。

Techspotが行ったベンチマークによると、PCIe 4.0対応SSDはPCIe 3.0対応のSSDよりも書き込み速度・読み込み速度が最大で2倍高速とのことで、Techspotは「PCIe 4.0に対応することはIntelのCPU開発部門にとっては急務ではないかもしれないが、SSD開発部門にとっては大問題です」と述べています。

リーク情報によると、IntelはPCIe 4.0に対応した10nmプロセスのCPUを2020年後半に生産開始予定とのことで、2021年初頭に「Intel製のPCIe 4.0対応CPU」がリリースされる可能性があります。これについてTechspotは、「今テストするんだったら、まあAMD製CPUを買うでしょうね」と述べています。