なかなかiPhoneを扱わなかったドコモが、2013年にとうとう『iPhone 5s』を発売した。これにより、日本の携帯電話ユーザーの多くが、iPhoneをスマートフォンとして利用することになる。
また、カラーバリエーションが豊富な『iPhone 5c』が発売されたり、大画面の『Plus』モデルが『iPhone 6』シリーズから追加されるなど、iPhoneが多様化しいったのが2013年から2015年時期の特徴だろう。
①2013年:ドコモのiPhoneが登場した! 『iPhone 5s/5c』
これまでiPhoneは、年に1機種の販売が基本だった。しかし、2013年9月20日にソフトバンク、KDDI(au)、そして新たにドコモから発売されたiPhoneはiPhone 5sとiPhone 5cの2機種。さらに、Apple StoreからSIMロックフリー版が発売された。
iPhone 5sは、前作のデザインを継承しているが、ホームボタンに指紋認証が可能な「Touch ID」を内蔵したことが特筆される。ロック解除以外にもApple IDの決済に活用され、利便性は向上している。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色が用意された。
iPhone 5cは独自のモデルとしてポリカーボネートのボディを持ち、5色と豊富なカラーバリエーションを採用。残念ながら「Touch ID」は非搭載で、ストレージが64GBのモデルもラインアップしていない。
iPhone 5s/5cともに「iOS 7」を採用する。アイコンのデザインが変更され、それまでの立体的なものから、平面的なデザインへと変更されている。
『iPhone 5s』
<仕様>
サイズ:高さ123.8mm×幅58.6mm×厚さ7.6mm
画面サイズ:4インチ
重さ:112g
カメラ:8M
容量:16GB、32GB、64GB
カラー:スペースグレイ、シルバー、ゴールド
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
『iPhone 5c』
<仕様>
サイズ:高さ124.4mm×幅59.2mm×厚さ8.97mm
画面サイズ:4インチ
重さ:132g
カメラ:8M
容量:16GB、32GB、64GB
カラー:ホワイト、ブルー、ピンク、グリーン、イエロー
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
②2014年 4.7インチと5.5インチの2サイズがラインアップ! 『iPhone 6/iPhone 6 Plus』
2020-01-10 18:11:51