アップルは先日発売されたタワー型に続き、新型Mac Proのラックマウントモデルを販売開始しました。
取っ手付きタワーだった前者に対して、こちらはラックに収納した状態での運用を想定した形状です。価格は64万9800円(税別)からで、59万9800円(税別)のタワー型よりも5万円お高めとなっています。タワー型は足や車輪での自立が想定されていますが、ラックマウントモデルはラックに挿入するようデザインされており、最も一般的なラックのサイズと奥行きに対応するスライドレールを装備しています。
チーズおろしとの感想もあった筐体前面の3D格子模様は、タワー型とラックマウントモデルともに共通しています。そこにはステンレススチールのハンドルや2つのUSB-Cポート、電源ボタン、LEDステータスインジケータが配置されています。
そしてタワー型と同じく、CTO構成は3.5GHz 8コアIntel Xeon Wプロセッサから選択が可能です。フルスペックにした場合の価格は587万8600円(税別)であり、そのときの構成は以下の通りとなっています。2.5GHz 28コアIntel Xeon Wプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.4GHz)1.5TB(12 x 128GB)DDR4 ECCメモリRadeon Pro Vega II Duo x 2(各2 x 32GB HBM2メモリ搭載)8TB SSDストレージApple AfterburnerカードMagic Mouse 2 + Magic Trackpad 2
発売当時のタワー型はフルスペックだと574万600円(税別)となっており、価格差が5万円に収まっていませんが、それは当時なかった8TB SSDストレージ(12月11日時点では最大4TB)のオプションが追加されたためです。
先日もEECデータベースへの登録からラックマウントモデルが発売間近と予測されていましたが、早くも的中した格好です。同じく登録が発見されていた謎の新型MacBookシリーズも、まもなく発表されるのかもしれません。
2020-01-15 00:04:37