ランボルギーニはAmazonの音声アシスタントサービス「Alexa」を2020年ウラカンEVO シリーズに搭載すると発表した。
ウラカンEVOで、ランボルギーニはスーパースポーツカー初のデジタルサービス対応コネクテッド・ インフォテインメント・システムを採用。
Amazon Alexaによる音声操作機能が市販車に搭載さ れるのは初となり、空調、照明、シートの暖房等を簡単な音声コマンドで操作できるため、ドライバーは 前方向にだけ集中できる。
音声による電話の発信、カーナビ操作、音楽やオーディオブックの再生、 ニュースや天気チェックなどに加え、4WDのEVOではAlexaをさらにLDVI(Lamborghini Dinamica Veicolo Integrata)とも統合し、新たなレベルの音声操作機能を実現。
Alexaの搭載により、ランボルギーニはAlexa対応の各種接続デバイスともつながる。
ウラカンEVOに話しかけるだけで、自宅玄関から家の空調や照明まで、さまざまな設備を車内から 操作できる。Amazonとの戦略的提携の第一歩として、この特別仕様のHMI(ヒューマン・マシン・ インタフェース)システムでは、ランボルギーニに搭載されたAlexaの機能アップデートが可能。
こ れは、AWS(Amazon・Web・Service)を使用したコネクティビティ機能のイノベーションと統合の開発を 続けるランボルギーニとAmazonの今後の協力へのファーストステップとなるもの。
アウトモビリ・ランボルギーニChairman and Chief Executive Officeのステファノ・ドメニカリ (Stefano Domenicali)氏は次のようにコメントしている。
「ウラカンEVOは優れたドライバーのための車です。コネクティビティ機能を使用して運転に集中で きるため、ランボルギーニをさらに堪能していただけます。ランボルギーニは未来を形にします。 自動車メーカーとして初めてAmazon Alexaによる音声操作を提供し、スマートコマンドやAlexaの 標準機能に加え、車内機能の操作も可能にしました。」
AmazonのAlexa Auto副社長ネッド・クーリック(Ned Curic)氏は次のようにコメントした。
「Alexaが運転中も直観的に使える車内機能の一部となることを目指しています。ランボルギーニ は車載インフォテインメントシステムにAlexaを組み込むことで、このビジョンに本格的に取り組ん でいます。ランボルギーニのオーナーは、インテリジェントな音声サービスの便利さを享受しながら、 ランボルギーニを存分に楽しむことができます。今年導入が始まれば、車載音声認識機能に新し い基準を打ち立てることになるでしょう。」
2020-01-15 01:21:28