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5G対応iPad Proは早くも今年後半に発売? サプライチェーン情報が伝えられる

今年秋に予想されるiPhoneのフラッグシップモデル、通称iPhone 12(仮)シリーズでは、5G通信への対応が確実視されています。そんななか、アップルの5G対応製品としては、2020年内に5G対応版iPadも発売される――との噂が報じられています。台湾の電子部品業界情報誌DigiTimesによると、台湾のAdvanced Semiconductor Engineering(ASE)が5G対応iPhoneおよび5G対応iPadのサプライヤーに加えられたとのこと。同社はアンテナインパッケージ(ミリ波帯での通信に不可欠なアレイアンテナをワンパッケージ化した部品)を供給する予定とされています。

さらに同誌はサプライチェーン筋の情報として「ミリ波5G対応のiPadがアップルの新製品ロードマップに含まれることを確認した」とも伝えています。ミリ波とは5G通信のうち28GHz帯などの高い帯域を意味しており、最もスピードが出る反面、カバー範囲が狭いとされるバンドです。

DigiTimesは「iPad」と記述しておりモデルの特定はしていませんが、5G対応モデムチップは従来の4G LTEモデムよりも高コストとなることから、ハイエンドとなるiPad Proを指すことはほぼ確実と思われます。

その「5G対応iPad」は2020年後半に発売されるとのこと。これに先立って有名アナリストMing-Chi Kuo氏も5G対応iPad Proを予測していましたが、同氏は2021年以降に発売としていました。今回の噂話は、タイムスケジュールを少し前倒したかっこうとなります。

なぜiPad Proを5G対応とする必要があるのか。Kuo氏はiPad製品は生産性向上ツールまたはエンターテイメントプラットフォームと位置づけられると推測していましたが、いずれもネット上のサーバーからのレスポンスはiPhone以上に必要とされるというわけです。

iPad Proがプロ向け生産性向上ツールとしての傾向を強めるとの見方は、やはりアップルのインサイダー情報に詳しいSonny Dickson氏も提示しています。Dickson氏はトリプルカメラ搭載の「次期iPad Pro最終形」とするダミーモデルを公開していましたが、iPadのプロユーザー向けに1台だけで全ての作業が完結するデバイスの需要があるとの趣旨を述べていました。

DigiTimesの「2020年後半に5G対応iPad」という予想は、先にiPhoneに新技術が採用された後にiPadに導入という通常のパターンとも矛盾しない可能性があり(先にiPadが出るかもしれませんが)信ぴょう性は低くないとも思われます。

ただ、その場合は「2020年3月に次期iPad Pro発売」との噂はどうなるのか。3月と今年後半に2回もiPad Proの新製品が投入されるのか、それとも3月発売はなくなり今年後半まで待ちになるのか、という、非常に気になる状態となります。このあたりは続報を待ちたいところです。