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「モバイルPASMO」発表にみる交通系ICのスマホ対応。今後の展望は(鈴木淳也)

既報の通り、PASMO協議会は1月21日に交通系ICカード「PASMO」のモバイル版にあたる「モバイルPASMO」の提供を2020年春より開始すると発表した。

ただ報道にもあるように、現時点ではAndroid 6.0以上がプリインストールされたおサイフケータイ対応機種が対象という仕様しか発表されておらず、詳細については3月に入った段階で改めて公表するとしている。まだ不明な点は多いが、周囲の状況から判断してモバイルPASMOがこのタイミングで投入された背景と、今後の展開について少し考察したい。

2020年東京五輪前の参入ラッシュ

2020年夏に開催される東京五輪に合わせ、交通系IC事情が大きく変化している。

特に変化が見込まれるのが2020年3月前後の動きで、例えばビューカード利用以外で発生していたモバイルSuicaの年会費が2月末日時点で廃止となるほか、これまで交通系ICカードは地元の「OKICA」以外利用できなかった沖縄の「ゆいレール」が他の地域の主要交通系ICカード(通称「10カード」)の受け入れを3月から開始したりと(運営会社の沖縄都市モノレールは現時点で公式には開始年月日を公表していない)、一気に利便性が高まる。

このモバイルPASMOの参入もまた、年度末のタイミングでの駆け込みに近い形でのリリースになった。