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4輪独立サスのどこでも走れそうな電動スケートボードが出資募集中。7月出荷予定

CYCLEAGLEというスタートアップが、ユニークな電動オフロード・スケートボードを発表しました。クラウド・ファンディングのIndiegogoで資金を募り、既に目標額の4倍を超える200万円以上の資金調達を達成しています。上の写真を見ると、スケートボードというよりオフロード・バギーのシャシー部分のようにも思えますが、ボディの代わりにカーボンファイバー製のデッキが載り、人間がその上に立って走らせることになります。

電動スケートボード自体は特に新しい製品ではありませんが、CYCLEAGLEのそれはストロークの長い独立式マルチリンク・サスペンションを装備しているのが特徴です。コイルスプリングとショックアブソーバーは体重や好みに合わせて調整可能。最低地上高は155mmも確保されているため、砂利や土の上だけでなく、石や段差がある地形でも高い走破性を発揮します。

前後に2基ずつ搭載された出力1000WのブラシレスDCモーターが、10インチのオールトレイン・タイヤを装着した4本の車輪をそれぞれ(ベルトとトランスミッションを介して)駆動し、最大30度の坂道を駆け上がれます。最高速度は「安全で楽しめるように」設定されたという45km/h。ですが、慣れないとこれでも速すぎるため、速度は4段階に切り替え可能。ライダーは2.4GHzの無線コントローラーを使ってアクセルとブレーキを操作します。一定速度で走り続けるクルーズコントロールも備え、バックもできます。

アルミニウム製の軽量で強靱な車体には、容量522Whのバッテリーパックが搭載されており、これ1個で1時間、(地形にも依りますが)約25kmの距離を走れます。このバッテリーは簡単に取り外して交換可能。バックパックの中に予備のバッテリーパックを入れておけば、さらに遠くまで走って行けます。減速時にモーターを発電機として作動させ、バッテリーに電気を蓄える回生ブレーキ機能も装備されています。

スケートボードなのでもちろんハンドルの類はなく、曲がるときには体重移動によって操舵を行いますが、六角レンチでステアリング機構の連結部分をつなぎ替えれば、前輪の切れ角を2通りに変更できます。

全長は、ほとんどのクルマのトランクに収まる1180mm。重量は19.5kgなので、それほど苦労せずに運べそうです。

2013年に最初のプロトタイプが製作されたというCYCLEAGLEは、2018年から4代目のプロトタイプでテストが繰り返され、製品化に向けて準備を整えてきました。2020年の5月には量産が始まり、7月から世界各地の予約者に向けて発送が開始となる予定です。

ちなみにCYCLEAGLEという名称は、これまで何度も設計・製作・試験を繰り返した(cycle)思い出と、その製品を購入した人には、空を自由に飛ぶ鷲(eagle)のような気分を味わって欲しいという願いを組み合わせた造語だとか。

価格は4基のモーターを搭載する「ASSN-4S」が3699ドル(約40万円)、モーターを2基に減らした2輪駆動の廉価版「ASSN-2S」が2699ドル(約29万円)となっていますが、INDIEGOGOのキャンペーンを通じて先行出資すれば、今なら45〜35%オフで予約できます。例えば、2輪駆動モデルの本体のみなら、現在45%オフで14480ドル(約16万円)。4輪駆動モデル+予備バッテリー1個セットは、同じく45%オフで2239ドル(約24万円)。

なお、このスケートボードの開発ステージはすでに生産段階に入っており、中国の生産現場も新型コロナウイルスの影響は軽微とのことなので、予定どおりの時期に出荷されることになりそうです。

ただし、クラウドファンディングでの提供台数には限りがあるので、少しでも安価に入手したい人はIndiegogoをご参照ください。