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通話対応のeSIMを発行している楽天モバイル、iPhoneで使ってみた

楽天モバイルが、MNOとしてのサービスを4月8日に開始します。価格やサービスエリアなどに注目が集まっていますが、実は音声通話対応のeSIMを発行しているのも特徴です。

これは物理SIMスロットを持たない、同社の小型端末Rakuten mini向けのサービスではありますが、物理SIMで契約している場合でも、eSIMへの変更は可能。無料サポータープログラムの段階では、eSIMへの変更や再発行は無料で行えます。

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eSIMの再発行は「my 楽天モバイル」から簡単に行えます。申請から発行(QRコードの表示)まで数分で済み、あとは設定したい端末でQRコードをを読み込むだけです。

▲eSIM再発行はアプリから簡単に行えます

また、非公式ながらeSIM対応の他の端末、たとえばiPhone 11 Proなどでも利用可能です。APNの設定が必要になりますが、試した範囲は、APNとして「rakuten.jp」を指定するだけで通信できました(ユーザー名やパスワードは不要)。

▲iPhone 11 Proに楽天モバイルのeSIMを設定

eSIM(あるいは物理SIMでも)デュアルSIMで利用できる機種なら、他社のSIMで楽天モバイルの通信範囲の狭さを補いつつ、データ通信使い放題の恩恵を受けることも出来そうです。楽天モバイルは、自社回線としてBand 3、auのローミングではBand 18を利用しており、この2つをサポートしている端末であれば、基本的には利用できるものと思います。

ちなみに、eSIMといえば、データ通信専用ではありますが、国内では初の正式サービスとして、IIJが「データプラン ゼロ」を3月19日にサービス開始しました。このeSIMをRakuten miniで利用することもできました。

▲Rakuten miniにIIJmioのeSIMを設定

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2つのeSIMを同時に利用はできませんが、プロファイルを切り替えて使うことは可能です。楽天モバイルの圏外ではIIJに切り替えて・・・・・・といった使い方もできます。ただし、DSDSには非対応なので、IIJに切り替えている間は、楽天モバイルの番号で発着信は行えません。​​

▲デュアルSIMではないので、どちらか片方のSIMしか利用できません。なお、切り替えたからと言って設定が消えることはなく、いつでももう片方に切り替えられます

もちろん、IIJmioのeSIMをメインにし、おサイフ端末として活用するのもありでしょう。LTEのバンドは1/3/18/19/26/28/41に対応しているので、ドコモ網でも問題なく利用できそうです。

これまで、国内ではほとんど選択肢がなかったeSIMですが、徐々に対応プランも増えてきました。本格的な普及は大手3社が対応してからになりそうですが、今後、端末選びの幅が増えそうで期待したいところです。

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