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新々モデルiPad Pro、ミニLED搭載で年内に発売の噂。アップルはテレワーク需要見込み?

アップルは新型iPad Proを発売したばかりですが、早くも年内に別の新モデルをリリースする予定との噂が伝えられています。台湾の電子部品業界情報誌DigiTimesによると、アップルは中型デバイスで有機ELよりもミニLEDを好んでおり、2020年の第4四半期にミニLEDバックライトを搭載したiPad Proを発売する見通しとのことです。同誌はサプライチェーン情報に詳しく、具体的な製品名や発売日は外すことはままあるものの、「製品を量産開始した」や「あるサプライヤーに部品が発注された」といった観測にはかなりの信ぴょう性があります。

ミニLEDとは液晶バックライトに用いられる技術であり、ローカルディミング(部分駆動)技術と組み合わせて「画面が黒い部分だけバックライトを消灯」が可能となります。これによりコントラストやダイナミックレンジを上げたり省電力を期待できる一方で、有機素材を用いないため焼き付きの恐れもなく、有機ELの対抗技術として有力視されています。

そしてミニLED搭載iPad Proの噂が初めて伝えられたのは、昨年9月のこと。有名アナリストMing-Chi Kuo氏がアップル製品がミニLEDディスプレイに切り替えられる見通しを示し、その中で2020年の第4四半期に「iPadのハイエンドモデル」が発売されると述べた格好です。

さらに今年2月には、Innolux(台湾Foxconnグループの液晶パネル製造会社)がミニLED技術のブレイクスルーを実現し、すでにアップルに承認されたサンプルもあり、今年後半に発売される最新のiPad Pro用ディスプレイの準備をしていると報じられていました。

それに続き、今月初めには台湾Epistarが「2020年6月までに出荷が予定されているミニLEDチップの注文を獲得した」とともに「アップルは2020年末までに発売される12.9インチのタブレットにミニLEDバックライトを採用」とも伝えられています。

つい先日もテック系の人気YouTuber(新MacBook Airの発売週を的中させた人物)が、5G対応版iPad Proが今年後半に向けて準備中とツイートしていたこともあり、年内にさらなる新型iPad Proが出る見込みはいっそう高まったといえそうです。

その一方で、DigiTimesは発売されたばかりの新iPad Proも、かなりの需要が見込まれていると伝えています。サプライヤーは新たなタブレットの出荷を増やしており、ベンダーへの出荷量は第2四半期には40%増加が予想されているとのことです。

なぜアップルが新iPad Proの発注を増やしているのか。それは「コロナウイルスの世界的流行の中で、仕事や家庭での学習のニーズが高まる中、タブレットなどのITデバイスは需要が高まると予想される」からと述べられています。

実際、先月末にも中国でテレワークやオンライン授業による需要のため、iPadが品薄で価格も高騰しているとのニュースがありました。アップルはそれさえ、今後の製品計画に織り込んでいるのかもしれません。