トレロ、ツイートデック、メモ、ノータビリティはこう使う！YouTuberイマムラケンタさんの「iPad Pro」活用術

『Apple Pencil』や『Smart Keyboard』が全ベーシックに対応し、さらにPCに近づいた現行の『iPad』。各ジャンルのプロも仕事用ツールとして活用する。仕事を効率化する使い方を3組の達人に聞いてみた。

YouTuber ×『iPad Pro』

「30分以内の作業であれば『iPad』にかなうデバイスはない」

デジタルガジェット情報を発信するテック系ユーチューバーとして活躍中のイマムラさんは、アイデア出しから台本、撮影、動画編集までをひとりでこなし、週3～4回のペースで動画をアップしている。作業ツールの中心的役割を担うのは、現行の『iPad Pro11インチ』だ。

「動画編集は『Adobe Premiere Pro』を使い『MacBook Pro16インチ』で行ないますが、タスク管理、アイデア出し、台本書きは『iPad』ですね。アイデア出しは『iPhone』のメモで作ることもあります。タスク管理アプリは『Trello（トレロ）』を使っています。〝アイデア〟から〝アップロード〟まで工程順にリストを並べてあるので、進捗に合わせてタスク名を登録したカードを、次の工程リストへ移動していくだけ。簡単に、しかも作業の進捗状況をひと目で見渡せるので便利ですね」

『Apple Pencil』も作業の効率アップに一役買っている。

「マウス代わりに使っています。第1世代に比べると充電もグッとスマートで、ペンと消しゴムの切り替えなどが、ペンにあるサイドボタンを2タップするだけでできるようになり、アプリ『Notability（ノータビリティ）』で絵コンテを描くスピードが一段と速くなりました」

また、耐久性が高まった『Smart Keyboard Folio』によって、『MacBook』により近い使い方できることも魅力だという。

「Netflixや電子書籍も『iPad』で見ていますし、30分以内で終わるような作業であればすべて『iPad』でやっています。外出時の作業にフォーカスすれば95％は『iPad』ですね、『Mac Book Pro』を持ち歩く機会は、ほとんどなくなりました」

テック系YouTuber イマムラケンタさん
1993年生まれ。大学卒業後にフリーランスになり、高校時代から趣味で続けていたYouTubeでデジタルガジェット関連の映像を配信。チャンネル登録者数8万3200人。（2020年1月現在）