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「モンブランの高級スマートヘッドホン」ファーストルック:選ばれし者へ

高級文房具メーカーの新たな挑戦。

モンブランといえばケーキ。じゃなくて、スイスの高級文房具ブランドMontblancです。そのMontblancがブランド初となるワイヤレスノイキャンヘッドフォンを発表。しかも、お値段は595ドル、6万円超えの高級ヘッドフォン。第一印象レビューをした米Gizmodoいわく「これを買う人はお金に余裕ありすぎの世界をまたにかける出張多いビジネスパーソン」だそうですが。レビュー見ていきましょう。

先日、1170ドルの高級AndroidスマートウォッチSummit 2+を発表したかと思ったら、今度はそれに続いてBluetooth接続のノイキャンワイヤレスヘッドフォンです。Montblanc MB 01 Smart Travel Over-Ear Headphones、お値段595ドル(約6万5000円)。スマウォに比べると安く感じてしまうというね…。

Summit 2+と同じく、このヘッドフォンを買うのもたぶん限定的な人かと。購買者のイメージは…出張の多いビジネスパーソンで、高級ガジェットを高級とも思わずにポンっと買えちゃう人。

ヘッドフォン発表のプレスリリースにて、MontblancのNicolas Baretzki CEOはこうコメントを出しています。

「最新テクノロジ、洗練されたデザイン、つけ心地。この3つの理想のバランスをもつヘッドフォンを作りました。長時間のフライトに乗る人、空港でカンファレンスコールを受ける人、旅の途中で充電する人など、このバランスこそ旅するMontblancユーザーが求めるものです」

カラバリは、ブラックレザーwithクロム、ブラウンレザーwithゴールド、ライトグレーレザーwithメタルの3色。商品名「Montblanc MB 01 Smart Travel Over-Ear Headphones」のスマート部分は、Google Assistant対応で、音声コントロールが可能だから。発表会の雰囲気から、Montblanc的にはマイクの音のクリアさもアピールしたいようですね。そこはほら、ビジネスパーソンにはやっぱりクリアな通話は必要不可欠ですから。

装着してみると、Montblanc担当者が強調するように確かにつけ心地よし。へッドフォンはレザーと金属のみで、プラスティック部品は一切ありません。じゃぁ重いのでは?と思う人もいるかと思いますが、そんなことはなく。軽いですよ。イヤーカップ部分も心地よく、つけてます感はあまりないです。

ノイキャンモードは4つ。発表会の短い時間ではすべてを試すことはできず、トライできたのは1つだけでしたがよかったです。周りの音をシャットダウン。でも、本気でレビューするなら、飛行機内とかニョーヨークの地下鉄でやらないとね。1度のフル充電でノイキャンONで20時間、充電はUSB-Cです。

ちなみに、米Giz編集部的ベストノイキャンワイヤレスヘッドフォンは、SonyのMH-1000XM3、お値段350ドル。Montblancヘッドフォンはこれより数百ドル高いですが、その分Sonyのやつよりいいかと言われると、特に差は感じられませんでした。

音質テストとして、エレクトロダンスミュージックを聴いたのですが、私の耳にはバランスよくクリスプな音に感じました。音楽のジャンルのわりにベースが重すぎなかったのもよかった。ヘッドフォンには近接センサが内臓されており、Montblancいわく、これによってヘッドフォンを外せば自動で音楽も一時停止されると。発表会のデモタイムで試してみたところ、この機能はうまく発動せず。ただ、発表会で触ってみたのはまだファイナル版ではなく、プロトタイプ版だったので、ある程度長い時間かけて製品版をレビューしないと実際のところはわからず。

理想のバランス要素の1つに洗練されたデザインを掲げるだけあって、見た目は抜群に美しく文句なし。つけているとリッチな気分にすらなります。ただね、その高級感はやはりMontblancのブランド力からくるものであって…。Sony MH-1000XM3なら350ドル。Bose Noise Canceling Headphones 700なら400ドル。どちらもノイキャンに優れた音質のいいヘッドフォンです。となれば、ここに数百ドル上乗せしてまでMontblancのヘッドフォンを買うかどうかはあなたしだい。結局はMontblancというブランドが好きかどうかって話ですかね。