米ピッツバーグ大、開発中の新型コロナのワクチンでマウスに抗体

アメリカ・ピッツバーグ大学の研究チームは、開発中の新型コロナウイルスのワクチンをマウスに投与したところ、抗体が生成されたと発表しました。今後、数か月以内に臨床試験を始めたいとしています。

これは、ピッツバーグ大学医学部の研究チームが学術専門誌に発表したものです。

研究チームが、開発中のワクチンをマウスに投与したところ、２週間以内に、新型コロナウイルスを中和するのに十分な抗体が生成されたということです。ワクチンは表面に細かい針がついた透明のシートで皮膚に貼る形で、常温で保存できるため、途上国にも容易に届けられるとアメリカメディアは評価しています。

研究チームは、ＦＤＡ（アメリカ食品医薬品局）に申請し、今後、数か月以内に臨床試験を始めたいとしています。（03日8:22）