トヨタ自動車は、現在オプション扱いの「Apple CarPlay」「Android Auto」を標準装備化します。6月発売の新型車より適用し、既発売のディスプレイオーディオ装着車に対しても、T-Connect通信によるバージョンアップで6月中旬以降、順次機能を付与します。
同社は2019年9月発売の「カローラ」「カローラツーリング」のフルモデルチェンジから、新型車へのスマートフォンと連携可能なディスプレイオーディオおよび車載通信機の搭載を進めています。
今回の「Apple CarPlay」「Android Auto」標準装備化により、手持ちのiPhone / AndroidスマートフォンをUSBケーブルで接続することで、車載ディスプレイ上で「Googleマップ」「Apple Map」「LINEカーナビ」など、対応スマホアプリによるナビゲーションが利用できるようになります。
また、音声アシスタントの「Siri」や「Googleアシスタント」も利用でき、運転中のちょっとした話し相手にもなります。音声通話や音楽再生など、基本的なスマートフォンとの連携機能も利用できます。
トヨタ自動車は「Apple CarPlay」「Android Auto」への対応を通じて、コネクテッド対応を強化した形。同社は『今後もコネクティッドカーならではの魅力づくりに取り組んでまいります』とコメントしています。
2020-04-12 22:50:29