アプリをダウンロードして、試してから残すかどうかを決める…。そんなプロセスは、今後大きく変わるかもしれません。iOS 14では、アプリのお試し機能「Clips」が搭載されるかもしれないんです。
9to5Macが得た情報によると、Clipsではアプリの機能の一部を利用することができます。使い方としては、まずアプリのQRコードをカメラで読むと、画面上にフローティングカードが表示され、インタラクティブかつダイナミックなコンテンツが提供されるというのです。
たとえばYouTube動画へのリンクを含むQRコードを読み込んだとすると、ウェブページが表示されるのではなく、ネイティブなアプリのインターフェイスがカードに表示されるのです。ちょっと不思議な感覚ですね。
アプリのすべてをダウンロードせず一部だけが試せるようになるなら、通信量の節約に大いに役立つはず。また、アプリを気軽に試用してもらえるようになれば、アプリ開発者にもメリットがあるでしょう。あと、ちょっと怪しいアプリの一部だけを試すのにも良さそうですね。
iOS 14ではその他にも、ホームスクリーンに自由に配置できるウィジェットやアプリ表示の改善、さらにはKeychainの機能強化も噂されています。ますます便利になるiOSは、いつの日かmacOSをも超える存在になるのでしょうか?
2020-04-15 20:21:51