イーロン・マスク氏が共同設立者およびCEOを務める宇宙開発企業のSpaceXが、人工衛星を用いて地球の隅々にまでインターネット接続環境を届ける「Starlink」プロジェクト用の衛星60基を新たに打ち上げています。プロジェクトでは地球周回軌道上に約1万2000基もの衛星を配置する予定で、今回打ち上げた60基の衛星は約420基目の衛星になるとのことです。
SpaceXのStarlinkプロジェクトは、既存のインターネット環境にアクセスできない僻地で暮らす人々に対しても高速なインターネットを提供するために提案されたもの。当初は4000基以上の小型人工衛星を地球の周回軌道上に打ち上げることで、巨大なインターネット接続環境を構築することが計画されていました。そんなStarlinkプロジェクトがアメリカ連邦通信委員会(FCC)から承認を受けたのは、2018年3月のこと。
2020-04-22 20:01:19