時短家電としても人気のロボット掃除機に、事前片づけ不要、段差&キワ掃除に強い最新モデルが登場。アプリで〝外から操作〟にも対応し、うれしい家事シェアも可能に。テクニカルライター 藤山哲人さん
本誌をはじめとする多数の媒体で、家電の技術面を掘り下げた的確な記事を執筆。『マツコの知らない世界』など、テレビでもおなじみ。
掃除性能などの不安を拭う史上最高のロボット掃除機
〝家事シェア家電〟として人気のロボット掃除機だが、現状の世帯普及率は10%にも満たない。欲しいと思いながら導入を先送りする背景には、掃除性能に対する不安、床にあるものや、走行の邪魔になるマットや椅子の移動といった、事前片づけへの不満があった。
こうした不安・不満を払拭するのが、人気のロボット掃除機パナソニック『ルーロ』とアイロボット『ルンバ』の最新モデルだ。
『ルーロ MC-RSF1000』は、従来から採用する超音波センサーと赤外線センサーに加え、新たにレーザーSLAMを搭載。
「部屋をマッピングする速度が速く、障害物の認識性も格段に向上しました。椅子の脚のように細い物体の検知や、ペットと家具の見分けも可能です」(藤山哲人さん)。薄いラグも乗り越えるので、事前の片づけは、ほぼ不要といえる。
一方の『ルンバ s9+』は、ルンバシリーズ初のD型シェープを採用。光学センサーを使ったマッピングによって、間取りの認識や障害物なども検知する。
「長い毛も絡まずに取れる、女性やペットのいる家庭で人気のゴム製ブラシの幅が広がり、吸引力も大幅アップしました。ふかふかカーペットの奥のゴミもしっかり捕集できます」
搭載されるセンサーやブラシの技術は異なるが、どちらも最高の技術を結集した頂上モデル。家事の時短効果も抜群で、自分の自由な時間をもっと増やせるはずだ。
2020-04-22 20:01:44