Apple Watchを公式の修理に出すためには、4月28日現在ではアップル直営ストアが中華圏や韓国など一部地域を除いては臨時休業しているため、公式サポートに申し込みの上で送付するほかありません。
そうした「修理に出す準備をする」ための海外向け公式サポートページが更新され、一緒に送られたバンドほかのアクセサリは「返品されない」と明記されました。ただし記事執筆時点では、日本向けサポートページには同様の記述は追加されていません。Apple Watchを配送するにあたっては、ユーザー側でバンドを外すことが必須となっています。改訂前バージョンとなる日本向けページでは「Apple Watch のバンドやその他のアクセサリは配送の必要はありません」とされ、送らなくてもいいという趣旨に留まっています。
しかし海外向け(英米版)サポートページでは「Apple Watchバンドおよびお送りいただいたその他のアクセサリは返品されません」という、なんとも恐ろしい一文が追加されています。
米AppleInsiderの情報筋によると、以前の対応はApple Watchと一緒に送られたアイテムを1つにまとめ、可能な場合は返却していたとのことです。バンドは再取り付けされないものの、修理済みの本体ともにユーザーに返送されていたわけです。
今後は一緒に送ったバンドを返送しないことを強調するためか、アップル純正としては高価なリンクブレスレットバンドについては、特に「必ずリンクを分解してからバンドを取り外すようにしてください」と付記されています。
上述したように日本向けには明記されておらず、同梱して送ったバンド類も帰ってこないとは限りません。が、逆にいえば「返送します」とも約束されていないことや、海外向けの顧客対応ルールが日本ユーザーに適用されないという保証もどこにもないため、なるべくバンドは外して配送した方がよさそうです。
2020-04-26 22:59:18