ついに登場した第2世代の「iPhone SE」。iPhone 8の筐体をベースに、SoCにはA13 Bionicを搭載し、シングルカメラながら使い勝手を整えている。久しぶりのTouch ID対応機種ということにも注目だ。同機を数日間使ったので、本稿ではそのインプレッションをお届けする。
iPhone SEはApple Store価格で一括4万9280円~
同梱品には、Lightningコネクター接続で使う有線のEarPodsと、充電器・ケーブル
大前提として、iPhone SEの最大の魅力はやはりその価格にある。ハイエンドモデルでは10万円越えも珍しくなくなったスマホ市場において、割安なiOS端末としての選択肢は魅力的だ。一括払いの場合は、大手キャリアよりもApple Storeで購入する方が安い。64GBモデルならば税込5万円弱で入手可能できる。
ただし、64GBは長期運用には適していない容量だと思うので、AndroidユーザーがサブのiPhoneとして購入するような場合でなければ、最低でも128GBを選んでおいた方が無難だろう。
大手キャリアの端末購入補助を利用する場合には、一定期間後の返却を想定することにはなるが、より価格を抑えられる。128GBでも実質3万円台前半で2年間利用可能だ。
Wi-Fi 6にも対応しているし、5G対応のiPhoneが普及し、5Gネットワークの整備が進むまでの繋ぎとしても良い候補かもしれない。
2020-05-01 21:36:36