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腸内細菌はどのようにして記憶に影響するのか。その秘密は乳酸菌にあった?(国際研究)

腸内細菌と記憶の関係/iStock

ある国際的な研究チームは腸内細菌と記憶との関係を追っている。彼らによれば、腸内細菌と記憶との関係には、遺伝子や腸内で作られた「乳酸」が関与しているらしい。

記憶と腸内細菌という一見まるで縁のなさそうなものの関係は、ここ数年で大きく関心が高まってきている。これに関するこれまでの研究は、私たちのお腹の中に潜んでいる細菌の中には記憶と関係しているものがあることを示している。

だが今回、パシフィック・ノースウェスト・ナショナル・ラボラトリ(アメリカ)のジャネット・ヤンソン氏らは、その不思議な関係に遺伝子という新しい切り口で迫っている。

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人間の遺伝的多様性を模倣したマウスモデルの実験

そのために採用されたのが、「共同交配(Collaborative Cross)マウス」というモデルだ。共同交配マウスは、多系統から作られた多様な遺伝子を持つマウスで、この研究では人間の人口が持つ幅広い遺伝的多様性を模倣している。

まず用意されたのは、29系統のマウスだ。各系統のマウスに記憶テストを行い、ここから記憶力に関連する2セットの遺伝子が特定された。その1つは135の遺伝子で構成されており、これまで記憶や認知と関連するとは知られていなかったものだという。

そのうえで、マウスの腸内細菌を検査し、遺伝子が記憶力と腸内細菌との関係に与える影響を突き止める。


2020-05-03 18:34:22



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