ドイツ車がAIを活用した音声操作機能を強化し、ユーザーの満足度を高める戦略をとっているのに対し、日本のメーカーは365日、24時間、オペレーターが対応するサービスを用意している。日本のメーカーはAIより人間が直接対応することで正確かつ迅速にサービスを提供することを重視しているようだ。一方、ドイツ車は、AIの精度を高めることに注力している。中でもメルセデス・ベンツが先行しており、対話型インフォテイメントシステム(MBUX)を実用化し、すでに搭載車種のラインアップを拡大している。
BMWも「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」を実用化し導入しているが、まだ車種は限られている。同社の場合は最初に「OK、BMW」と呼びかけてから操作を始めるが、これも「OK、〇〇〇」とユーザーが呼び方を変更することができる。
ちなみにアウディはオペレーターによる対話型サービスを採用しており、日本式となっている。
2020-05-16 02:59:19