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新型コロナ感染者、発症前から周囲環境を汚染か 研究

フランスの病院でベッドに横たわる新型コロナウイルス感染症の患者(2020年5月7日撮影、資料写真)。

【AFP=時事】新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染した場合、症状が現れる前でも周囲の環境を汚染し得るとの研究結果が18日、米疾病対策センターの専門誌「新興感染症」に発表された。

中国の研究者らは、3月19日と20日に海外留学から帰国した学生2人が、新型コロナウイルスに感染していると診断される前に隔離されていたホテルの部屋を調査した。

帰国当時、2人は無症状で、ホテルに移されて14日間の隔離生活に入った。しかし、2日目の朝、無症状だったが新型ウイルス検査で陽性と診断され、入院した。

2人が陽性と判定されてから約3時間後、研究者らはそれぞれが滞在した部屋の中のさまざまな物の表面からサンプルを採取した。それには、ドアの取っ手、照明スイッチ、蛇口の取っ手、温度計、テレビのリモコン、枕カバー、布団カバー、シーツ、タオル、バスルームのドアの取っ手、便座、トイレの水洗ボタンなどが含まれていた。

結果、2部屋から採取された計22点のサンプルのうち8点が新型ウイルス検査で陽性反応を示した。うち6点は患者Aとされる学生の部屋から採取されたサンプルで、照明スイッチ、バスルームのドアの取っ手、シーツ、布団カバー、枕カバー、タオルのものだった。患者Bの部屋では、蛇口と枕カバーから採取されたサンプルが陽性反応を示した。

研究者らは、「新型コロナウイルスのRNAが比較的短時間で広範な環境を汚染することを実証する結果だ」と述べている。

また研究者らはシーツや枕カバーなど長時間接触したもので、より高いウイルス負荷が確認されたと指摘。「シーツ、布団カバー、枕カバーの表面サンプルから新型コロナウイルスのRNAが検出されたことは、患者の使用済みリネンを交換したり洗濯したりする際に適切な取り扱い手順が重要であることを浮き彫りにしている」とし、「要約すると、今回の研究は、無症状の患者のウイルス負荷は高く、環境を容易に汚染できることを示している」と述べた。

研究は青島疾病予防管理センター、山東省疾病予防管理センター、デューク昆山大学グローバルヘルス研究センター、軍事医学科学院微生物流行病研究所の科学者らによって行われた。【翻訳編集】AFPBB News


2020-05-18 22:19:34



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