会社の資料は基本すべてWordやExcel、PowerpointなどOfficeで作成。外出先で連絡を受けて、急に書類の確認をしなければならない。移動中の隙間時間に、プレゼン資料を手直ししたい……。そんなとき、どこにいてもスマホでササッと作業ができるようになりそうだ。
Microsoftは2020年2月、AndroidおよびiOS向けにOffice統合アプリをリリースした。このアプリはWord、Excel、PowerPointがひとつのアプリになったもの。これまでも、各アプリは個別にリリースされていたが、Officeアプリは、これだけで3つのアプリを利用でき、アプリ間の連携も容易になった。
本記事では、このOfficeアプリでなにができるのかを紹介する。
「Microsoft Office」アプリでできることは?
「Microsoft Office」アプリでは、Word、Excel、PowerPointをひとつのアプリで表示・編集できる。これによってそれぞれのアプリを個別に立ち上げる必要がなくなり、各アプリを同時に使用している人はかなり効率的に作業ができるようになった。
いくつかの機能は「Microsoft 365」(旧Office 365)サブスクリプションへの加入が必要だが、その多くはレイアウトの調整など、主に見た目に関わる部分。ドキュメントの新規作成や、編集はもちろん、テンプレートを使ったドキュメント作成や写真、イラストなどの画像挿入、クラウドストレージへの保存、PDFへの書き出しなど、ほとんどの機能は無料の範囲内で利用できる。サブスクリプションに未加入であれば、使用しているうちに必要がでてきてから加入を検討すれば十分だろう。
まずはそのなかでも「Microsoft Office」アプリで利用できる便利な機能を紹介していこう。
Microsoft Officeアプリ(無料)でできること
・OneDriveやGoogleドライブ、Dropboxと連携
外出時にPCを持ち歩かず、スマホで資料の確認、制作をするとなるとストレージとの連携は必須だ。「Microsoft Office」アプリならOneDriveやGoogleドライブ、Dropboxなどの各種クラウドストレージにもアクセスでき、そこにあるファイルの一覧表示も可能だ。ファイルの保存と検索は、クラウドストレージとデバイスの両方から可能となる。
2020-05-21 19:28:51